【終了しました】 東京都水道歴史館見学会~歴史と技術、水道水源林を学ぶ~ 

2020年2月2日(日)実施 
東京都文京区にある「東京都水道歴史館」は、江戸時代の上水から現代の水道までの歩みを、資料とともに紹介している施設です。専属アテンダントの解説付きで、神田上水や玉川上水などの江戸上水から、近代水道の創設、現在の水道に至るまで、規模・水質ともに世界有数のレベルに達した東京水道の歴史や技術について学びます。また、多摩川の上流、山梨県にまたがって位置する、水道水の源である水道水源林の機能や保全の取組についても学びます。

上水とは…主として飲料用に溝または管に通じた清水、またはそれを運ぶ設備で、江戸時代の上水道のことです。河川、池、沼などから導かれ、江戸、水戸、金沢をはじめ城下町に多く設けられました。江戸では、神田上水、玉川上水が有名です。

日時2020年2月2日(日)14:00~15:30(受付は13:55~)
会場東京都水道歴史館
集合場所:1Fラウンジ
対象港区在住・在勤・在学の方(小学3年生以下は保護者同伴)
講師東京都水道歴史館アテンダント
定員20名(抽選)
参加費無料

【 当日の様子 】
スタッフの案内で、館内の展示を回りました。
江戸時代の水道水は、木で出来た「 木樋(もくひ)」と呼ばれる水道管を通って町に運ばれていました。明治時代になると、木樋の腐朽などの問題が生じ、浄水場から鉄管を通じて市内へ給水する近代水道へ移行しました。現在は、高度浄水処理が組み込まれ、より安全な水を届けていると説明がありました。
多摩川の上流、山梨県にまたがって位置する水道水源林は、東京都が管理する森で、面積は24,000ha(東京ドーム5000個分相当)に及んでいます。それに隣接し、水源林とほぼ同じ面積の民有林の水源地があり、ボランティアの方々による森林保全活動が行われています。
東京水道の歴史や技術、水道水源林の機能や保全の取組について学ぶ機会となりました。 


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