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【終了しました】知って!学んで!体験して!みなと区民の森を楽しもう

2024年8月17日(土)実施

2022年から23年にかけて、みなと区民の森では大規模な自然環境調査が行われました。港区が管理を行う15年前までは放置されたスギ、ヒノキの針葉樹の森でしたが、その後、伐採し、広葉樹を植え、池を作るなどの整備をすることで、多くの生きものを発見できる豊かな森になっていることがわかりました。

この講座ではみなと区民の森に関する3つの体験がエコプラザでできます。
①調査で明らかになった区民の森に棲む生物について詳しくなろう! ―クイズに答えながら野生生物について学べます。
②調査で使用したセンサーカメラに写ってみよう! ―動物になりきってセンサーカメラでの撮影ができます。
③あきる野区民の森の自然素材を使ってフォトフレームをつくろう!  ―②で撮った写真を飾るフォトフレームが区民の森の間伐材を使って作れます。

学びと体験を通してみなと区民の森に詳しくなり、ぜひ、その魅力を多くの人に広めてください!

※8月11日(日)~8月31日(土)の期間、「みなと区民の森×VR体験」展示を行います。この機会にぜひご覧ください。

日時2024年8月17日(土)10:30~12:00(受付は10:15~)
会場港区立エコプラザ
対象港区在住・在学の小学生とその保護者
講師一般財団法人 自然環境研究センター/特定非営利活動法人 あきる野さとやま自然塾
定員15組
参加費1,000円
服装汚れてもよい服装 

【当日の様子】
まず最初に、区民の森の調査についてのお話を聞きました。区民の森は東京のあきる野市にあり、港区が借り受け、整備をしています。これにより、森の環境が整備され、多くの生きものが暮らすことができる環境になったことが調査で分かったそうです。区民の森の調査の際に使ったセンサーカメラには数々の動物が映し出されました。調査には、映し出された動物を特定する「種の同定」という作業があるそうです。クイズでは、カモシカやシカ、クマなどを見て、種の同定に挑戦しました。複数正解できた参加者もいたようです。続いて、センサーカメラの体験を行いました。動物の体温でカメラが反応し、撮影されます。本物のシカの角のカチューシャをして、撮影に臨みました。動物になりきるのは最初恥ずかしそうでしたが、良い表情で撮影することができました。最後に区民の森の間伐材を使ってフォトフレームを作りました。写真を飾る板にやすりをかけ、穴の開いた丸太に棒をトンカチで差し込み、マジックで絵を描きました。センサーカメラで撮った写真も飾って完成です。参加者の子どもたちは、「クイズが楽しかった」「センサーカメラが楽しかった」「フォトフレームづくりが楽しかった」と、それぞれ楽しい体験ができたようです。保護者の方からは「3つの体験で飽きずに楽しむことができた」「動物の生態について知ることができた」「環境保全について知ることができた」などの意見がありました。区民の森についての理解を深め、環境保全活動に関心を持つきっかけとなりました。


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