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【終了しました】「食べること」からひも解く、私たちの暮らす世界

2024年12月17日(火)実施

私たちの食生活は、お米や麦などの穀物、野菜、果物など、様々な農作物に支えられています。かつて農作業が機械化される以前は、土を耕したり、糞尿を肥料としてまくなど、過酷な農作業のほとんどを人の手で行っていました。
しかし、20世紀に農業技術は大きく変化し、トラクターや化学肥料の発明が作業を楽にした一方、技術転用によりトラクターが戦車になり、化学肥料生産技術は火薬生産に用いられ、毒ガスは農薬に転用されました。その後、使用された化学肥料や農薬が土壌や海を汚染し公害を引き起こすなど、人々を傷つけてきた歴史もあります。
また、現代の日本では、まだ食べられる食べ物を廃棄してしまう食品ロスの問題や、地域によっては逆に飢餓も起きています。食の便利さを求めた結果、一部の地域や人々に負担がかかり続けている現状があります。
この講座では、食の生産システムがどのように変化していったのかを学び、農業と環境のつながりや、そしてこれからの食の在り方について考えます。

【関連講座のご案内】
自然や農業がテーマの関連講座を行います。詳細は以下リンクをご覧ください。
1月15日(水) 18:30~20:00 〔よくわかる土壌微生物入門~これからの都市の土について考えよう~
本講座と合わせて是非ご参加ください。

日時2024年12月17日(火)18:30~20:00(受付は18:15~)
会場オンライン(Zoom)
※お申込みいただいた方限定で講座後2週間アーカイブ配信いたします。
対象港区在住・在勤・在学を中心とした小学4年生以上の方(区外の方も参加できます)
講師藤原 辰史氏(京都大学人文科学研究所 准教授)
定員30名(先着)
参加費無料

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