• フィールドワーク
  • 親子
  • 生物多様性
  • 先着

【終了しました】初夏の自然観察会

2025年5月25日(日)実施

歴史ある浜離宮恩賜庭園で初夏の植物や生きものの観察会をします。庭園は緑が鮮やかで美しい季節を迎えます。草地ではシロツメクサ、カタバミ、ニワゼキショウが咲き始めます。よく観察していると活発に活動する昆虫たちが見られます。池では大きな水鳥が餌をとっている姿が見られます。 海水と淡水が流れる特殊な環境の庭園が織り成す自然に触れ、私たちの身近にある自然環境について学んでみませんか?
                                                             ※3グループに分かれて園内を観察をします。
※雨天時、港区立エコプラザにて室内講座を行います。浜離宮恩賜庭園の植物や生きものの写真を使って解説します。

日時2025年5月25日(日)10:00~12:00(受付は9:45~)
会場浜離宮恩賜庭園(現地集合・解散)
※詳細は参加案内にてお知らせします。
小雨決行、前日15:00までにHP上でのお知らせに加え、参加者の皆様にメールまたは電話でお知らせします。
対象港区在住・在学の4歳~小学生とその保護者
講師日本自然保護協会自然観察指導員
定員15組(抽選)
参加費無料
持ち物筆記用具、水分補給の飲み物、お持ちの方はルーペ
服装歩きやすい靴、服装、帽子(日傘の利用はご遠慮ください)

【当日の様子】
3グループに分かれて、自然観察指導員の解説を聞きながら、雨上がりの浜離宮恩賜庭園を散策しました。庭園でタンポポをよく観察すると、小さな花がたくさん集まって1つの花のように見えることがわかり、これを集合花と言うそうです。また、綿毛の丸い形には、どこから風が吹いても種を遠くに飛ばせるようにという理由があるそうです。草地では、コウガイビルやハサミムシが見られました。ハサミムシのメスは昆虫には珍しく、卵を守り、幼虫を育てる習性がある種類がかなり多くいるそうです。参加者からは「小さな生物も懸命に生きており愛らしく大切にしていきたいと思いました」「雨あがりだから見れた虫もいっぱいいてたのしかった」という感想がありました。植物や昆虫が環境に適応し、生存を続けるための重要な仕組みを知る機会となりました。


ピックアップ記事