• 受付終了
  • レクチャー
  • 子ども
  • 大人
  • ごみ・資源循環
  • 先着

【終了しました】マコモのフシギ Part1~自然・人・暮らし~

2025年9月15日(月・祝)実施

マコモは、古くから日本人が衣食住様々な場面で利用してきた植物です。その特徴や魅力を学びます。また、長く受け継がれてきたものの意味について、海外経験豊富な講師が、世界から見て改めて感じる日本、といった視点から紐解きます。マコモ茶を飲みながら、人も自然の一部であることや自然を取り入れることの豊かさ、更には自分とは何か?について、マコモを通して考えてみませんか。

9月30日(火)は「マコモのフシギ Part2~縄文人の助け合い文化をマコモから学ぶ~」を実施します。

日時2025年9月15日(月・祝)10:30~12:00(受付は10:15~)
会場港区立エコプラザ
対象港区在住・在勤・在学を中心とした小学3年生以上の方
(区外の方も参加できます)
講師中村 美月氏(MIRATOAMIプロデューサー/国際交流舞踊団所属)

【プロフィール】
日本人には日本の自然のチカラが一番合っている、という思いのもと、日本の土地の実りを原材料にして愛され飲まれ続けてきた伝統茶を取り扱うブランド「MIRATOAMI(ミラトアミ)」をプロデュース。
日本の自然のチカラをもっと近くに。自然と人と芸術の繋がりを大切にしています。地元の江戸の土芸能を継承して30年目。国内・海外を問わず活躍中。
定員20名(先着)
参加費無料

【当日の様子】
まずは、マコモの生態について説明があり、黒穂(くろぼ)菌が根元に寄生すると肥大化し、マコモタケとして食べられることを学びました。また、マコモには水の浄化作用があり、実際に琵琶湖などでは水質浄化事業が行われています。更に、出雲大社はじめ様々な神社で神事に使用されたり、大分県の宇佐神宮ではご神体として祀られていたりと、古くから特別なものとして扱われていると説明がありました。
また、国ごとにその国の気候や人に合った作物があり、例えばロシアなどの寒い国でよく食べられているそばの実は体を温める効果があり、暑い国で育つコーヒーは体を冷やす作用があるそうです。日本で古来からあるマコモを取り入れることは日本人の体に合い、海外での活動が多い講師は、海外の生活で体調が乱れた時も、マコモをお茶として取り入れることで体の調子が整うという体験を通じて、日本人には日本の自然の力が合っていると感じているとのことです。
最後にマコモ茶を試飲して、その香りと味を楽しみました。
参加者からは、「自然の力を利用し身の状態を気にして取り入れたい」「昔からの食べ物を再確認してみたい」などの感想がありました。
人間は自然の一部であることを忘れないことの大切さや、自分の国に古くからあるものを見直す機会になりました。



ピックアップ記事