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【終了しました】植物由来のオリジナル化粧水づくり~オーガニックコスメってなに?~

2023年1月21日(土)実施

私たちが日常生活で使うスキンケア用品や化粧品は、原料によっては環境に負荷をかけている場合があります。例えば、化粧水などに使われる防腐剤や、日焼け止めに含まれる石油由来の化学物質はサンゴを白化させるなど、生態系に影響を及ぼしています。この講座では、化学物質由来の防腐剤を使わずに、数種類の植物性材料の中から、好きな香りや保湿の度合いのものを選んでオリジナルの化粧水を作ります。また、オーガニックコスメについてや、材料となる植物についても解説します。自然素材を使用した化粧水づくりを通して、サステナブルなライフスタイルについて考えてみましょう。

※約30mlの化粧水を作成します。
※アレルギーについては自己責任においてご参加ください。

日時2023年1月21日(土)14:00~15:30(受付は13:45~)
会場港区立エコプラザ
対象港区在住・在勤・在学の中学生以上の方
講師杉 拓也氏(株式会社フルフリ 代表)
定員12名(先着)
参加費1,000円
持ち物筆記用具、あれば空いた化粧水のビン(約30ml入るもの)

【当日の様子】
昨今「オーガニックコスメ」として販売される商品が増えていますが、日本では、法規制などに基づいた明確な定義はありません。そのため、使用しているオーガニック成分が1%のみの場合でも「オーガニックコスメ」と名乗れると説明がありました。また、自然素材には刺激が強いものもあり、必ずしも肌に優しいとは言い切れないそうです。
オーガニック農業は、化学肥料や殺菌剤、殺虫剤などを使わず、土壌の持つ力を活かして栽培することで環境負荷を軽減します。講師はこの考え方をスキンケア製品作りにも応用し、化学的な防腐剤や美容成分に頼らず、肌の常在菌や肌細胞の作用を活かすことで、肌への負荷をできる限り少なくすることに取組んでいます。
実習では、自分の肌の悩みを書き出した後、悩みに合わせたハーブ蒸留水や保湿剤を選び、防腐剤無添加の化粧水を作りました。
肌そのものが持つ保湿作用や循環機能を上手く活用することで、肌にも環境にも負荷が少ないライフスタイルに繋がることを学びました。


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