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【終了しました】【夏休み講座】オーガニックコットンでぬいぐるみ

2021年8月21日(土)実施

オーガニックコットンを使ってぬいぐるみを作ります。コットン(綿花)は、成長過程で二酸化炭素を吸収し、酸素を排出するため、環境負荷が少ないと言われています。石油から作られる合成繊維は資源が限られますが、コットンは毎年育てることができます。しかしコットンの栽培は世界でもっとも農薬が使われていると言われており、生産地の土壌汚染や働く人々の健康被害も問題となっています。
オーガニックコットンは、化学肥料や農薬を使わずに栽培されたコットンです。ぬいぐるみ作りを通して、世界のコットン栽培の現状を知るとともに、環境に配慮し、関わる人の健康を守る製品と消費について考えます。

※使用するぬいぐるみの型は、自立支援センターで手作りされたものです。講座では、好きな型を選んでワタを詰め、フェルトで目鼻を作り完成させます。ぬいぐるみの型とワタの素材はオーガニックコットンです。

日時2021年8月21日(土)①10:00~10:50 ②11:10~12:00(受付は各回15分前~)
会場港区立エコプラザ
対象港区在住・在学の4歳~小学生(小学2年生以下は保護者同伴)
講師河内 桂太氏(NPO法人日本オーガニックコットン流通機構 理事)
定員各回12名(抽選)
参加費500円
持ち物筆記用具

【当日の様子】
綿花は成長過程で地球温暖化の原因となる二酸化炭素を多く吸収し、酸素を排出する、環境負荷が少ない繊維素材です。しかし、現代の綿花栽培は、生産効率を上げるために使われる大量の農薬による土壌汚染や働き手の健康被害、また貧困による児童労働などが問題化しています。
このような問題を解決するために、オーガニックコットンは農薬を使わず、一つ一つ人の手で収穫しています。また、貧困を解決するため適正な価格でコットンを取引するフェアトレードや、働き手の健康を守るための医療サービスも行われています。私たち消費者が、オーガニックコットンを原料にした製品を選ぶことで、社会は変わっていくと説明がありました。
座学の後、オーガニックコットンの生地と綿を使ってぬいぐるみを作成しました。
環境に配慮し、関わる人の暮らしと健康を守る製品と消費について考える機会となりました。


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