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【終了しました】昆虫食のこれから 

2022年7月18日(月・祝)実施

家畜の飼育では多くの水や飼料が必要となると同時に、大量の二酸化炭素やアンモニアが排出されます。逆に昆虫食は、肉食と比べて水や飼料の必要量が少なく環境への負荷が少ないと言われています。また、食用昆虫は保存性が高いなどの利点もあります。海外では、昆虫食を扱うベンチャー企業が次々と生まれ、日本でもここ数年で昆虫食レストランが増えたり、昆虫を使ったお菓子などの販売も広がりつつあります。更に、2020年に農林水産省が主導して立ち上げたフードテック官民協議会では、民間企業から提案のあった「昆虫ビジネス研究開発」をテーマに、食用昆虫の生産が大規模化した時にも、安全性・品質を維持し消費者の信頼を維持できるよう、業界ガイドラインの検討がされています。
この講座では、昆虫食と地球環境の関わりや、昆虫食のこれからの可能性について考えます。また、昨年エコプラザで開催した講座の参加者が考案した昆虫食メニューの中から、実際に講師が試した昆虫食について紹介し、自分でチャレンジできる昆虫食レシピについて学びます。

※講座では調理はおこないません。

※フードテック官民協議会とは…食・農林水産業の発展と食料安全保障の強化に資する資源循環型の食料供給システムの構築や高い食のQOLを実現する新興技術の国内の技術基盤の確保に向けて、協調領域の課題解決の促進や新市場の開拓を後押しする官民連携の取組を推進することを目的として設立されました。
(FOOD TECH Labホームページより https://foodtech-lab.jp/public_private_council/

日時2022年7月18日(月・祝)14:00~15:30(受付は13:45~) 
会場港区立エコプラザ
対象港区在住・在勤・在学を中心とした小学4年生以上の方(小学生以下は保護者同伴)
講師内山 昭一氏(昆虫料理研究家/NPO法人昆虫食普及ネットワーク 理事長)

【プロフィール】
1950年長野市生まれ。昆虫の味や食感、栄養をはじめ、あらゆる角度から食材としての可能性を追究。2013年5月、国連食糧農業機関(FAO)が昆虫食を推奨する報告を発表以降、昆虫料理研究の活動の幅を大きく広げる。著書に『昆虫食入門』(平凡社新書)、『昆虫は美味い!』(新潮新書)、『食の常識革命! 昆虫を食べてわかったこと』(サイゾー)ほか。東京都日野市在住。
定員30名(先着)定員を増やしました。
参加費無料
持ち物筆記用具

【当日の様子】
昆虫は世界の様々な国で食べられています。日本でも1919年の調査によると55種類の昆虫が食べられており、薬用として123種使用されていたことが示されているとの説明がありました。昆虫食が注目され始めたのは、2013年にFAO(国連食糧農業機関)が食料不足問題の解決策として有用とする報告書を発表したことによります。環境的な利点として、人間や動物の廃棄物で育てられること、牛など家畜の飼育に比べ、温室効果ガス排出量が抑えられること、土地と水の節約につながることを学びました。また、タンパク質や脂肪、ミネラルが豊富ななものが多く、非常食としてもすぐれているとのことです。更に宇宙食としてNASAでも研究されていたり、官民連携の取組が始まっていることを学びました。講座の最後には、実際の昆虫食レシピ紹介と昆虫を食べる時の注意点について解説がありました。
昆虫食と環境のつながりや、世界と日本の状況、昆虫食を取り入れる方法を学ぶ機会になりました。





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