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【終了しました】謎解き探検隊!芝浦水巡り〜運河のまちの環境と文化を学ぼう!~

2023年1月28日(土)実施

港区「芝浦地区」の水辺の環境や、運河にまつわる文化など、子どもから大人までみんなで楽しみながら学びませんか?芝浦アイランド周辺の運河の周りを散策し、金杉橋や芝浦地区にある水にまつわるスポットや、文化施設や芝商店街などの昔の町の面影が残る場所を、謎解きをしながら巡ります。

※この講座は、エコプラザで2021年11月から2022年3月まで全5回で開講した環境まち歩きインタープリター養成講座修了生の企画による講座です。

日時2023年1月28日(土)14:00~16:00(受付は13:45~)
※荒天の場合は中止
集合場所など集合:田町駅
解散:浜松町駅
※詳細は参加案内にてお知らせします。
対象港区在住・在勤・在学の小学生以上の方で、2時間程度の徒歩が可能な方(小学生は保護者同伴)
講師区民ボランティア
定員10名(抽選)
参加費無料
持ち物筆記用具、水分補給用の飲み物
服装歩きやすい靴、服装、帽子(日傘の利用はご遠慮ください)

【当日の様子】
田町駅から金杉橋まで、謎解きをしながら芝浦の水辺を巡る街歩きをしました。芝浦アイランド西岸の夕凪橋から南側にかけてある「カニ護岸」は、カニが生息できるように工夫された特殊なテラス型の護岸で、行政や大学、地域の自治会、NPO団体などが関わり、様々な取組が行われています。自然に近い形の特殊なパネルがはめ込まれており、大小さまざまなカニが棲み処にしていると説明がありました。また、使い捨てカイロの中身を固めた「鉄炭団子」を設置し、鉄イオンによる水質浄化の取組をしているとのことです。
芝浦水再生センターでは、千代田・中央・港・新宿・渋谷区の大部分と品川・文京・目黒・世田谷・豊島区の一部の水を処理しています。処理した水は東京湾(運河)へ放流していますが、東京都の下水道は下水と雨水が1つの管で流れる合流式のため、雨が多く降ると水の再生処理能力を越え、下水が十分に処理されないまま運河に放出されてしまい、水質の悪化や悪臭などの問題があるとのことです。食器は必ず汚れを拭き取ってから洗うようにするなど、私たちが出す生活排水を綺麗にする工夫が大切であると説明がありました。
伝統文化交流館では、クロスワードクイズを出しながら、江戸時代に芝浦は海だったことや、当時大量に漁獲されていた「芝海老」について説明がありました。
その他、SHIBAURA HOUSE、芝商店街に加え、金杉橋を含めた運河を渡る6つの橋などを巡りました。
街歩きを通じて、芝浦エリアの自然と文化や環境への取組を学びました。


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