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【終了しました】江戸東京野菜から考える未来の食卓

2022年3月2日(水)実施

江戸東京野菜とは、江戸(東京)近郊で栽培されていた在来種や、在来の栽培法等に由来する野菜です。現在は高層ビルが立ち並ぶ東京ですが、かつては品川ではカブ、早稲田ではミョウガなど、その土地の気候や風土に合った野菜が栽培されていました。しかし都市開発による農地の減少や生産性の低さなどから、次第に姿を消していきます。こうした在来種は自家採種により栽培するため、消費者が食べる事で次世代へつなぎ、種の多様性を守ることができます。また、近年では地産地消や食糧自給の観点から環境負荷の少ない野菜として注目されています。
この講座では、江戸東京野菜を通して、人と自然の関わりや循環、そして持続可能な食生活について考えます。

日時2022年3月2日(水)18:00~19:30(受付は17:45~)
会場港区立エコプラザ
対象港区在住・在勤・在学を中心とした小学4年生以上の方(小学生は保護者同伴)
講師大竹 道茂氏(江戸東京・伝統野菜研究会 代表)
定員20名(先着)
参加費無料
持ち物筆記用具

【当日の様子】
最初に、江戸東京野菜について説明がありました。江戸東京野菜とは、江戸時代から江戸・東京で、固定種または在来の栽培方法で栽培された野菜のことです。江戸・東京では野菜が盛んに作られていましたが、昭和中期の東京の農地に高額な税を課す政策により、東京の農地は減少していきました。
江戸東京野菜の一例として、早稲田ミョウガ・練馬ダイコン・伝統小松菜・寺島ナスが挙げられました。また、港区の江戸東京野菜には、孟宗竹(もうそうちく)のタケノコがあるとのことです。江戸東京野菜は、自家採種による栽培が受け継がれていかないと、種が失われてしまうという現状があります。講座を通して、種の多様性を守る方法のひとつとして、江戸東京野菜のような固定種の野菜を消費者が食べて繋いでいくことが大切であることを学びました。
※固定種とは…自家採取などによって代々植物の持つ性質や形といった形質が受け継がれた種のことです。


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