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【終了しました】自然由来のぷるぷる石けんを作ろう 

2023年5月27日(土)実施

自然由来のハンドソープを使って、石けん作りを体験します。
また、私たちの日々の消費がもたらす自然環境への影響や、SDGsとの関係について学びます。サステナブル認証マークについても解説します。環境への負荷が少ない暮らしについて考え、行動につなげましょう。

※参加者には作った石けんとは別に、粗品(認証ラベル付きのハンドソープを予定)を差し上げます。

日時2023年5月27日(土)①10:30~12:00 ②14:00~15:30(受付は各15分前~)
会場港区立エコプラザ
対象①港区在住・在学の4歳~小学3年生とその保護者
②港区在住・在勤・在学の小学4年生以上の方(大人も参加できます)
講師柿森 麻衣子氏(東京サラヤ株式会社 CSR推進課)
定員①10組(抽選) ②10名(抽選)
参加費350円
持ち物筆記用具・石けんを持ち帰る用の袋(濡れてもよいもの)

【当日の様子】
まず最初に、ハンドソープの「泡タイプ」「液体タイプ」「固形タイプ」のそれぞれの特徴を学び、自然由来の液体ハンドソープ、グリセリン、タマリンドシードガム(インドや東南アジアに生育するマメ科の植物)を使い、石けん作りをしました。
レクチャーでは、今回作った石けんとSDGs、エシカル消費との関係について説明がありました。また、私たちが日々多く使用しているパーム油の原料であるアブラヤシ栽培が、環境や野生動物に及ぼしている影響について学びました。アブラヤシ栽培が盛んなボルネオ島は生物多様性に富んだ島ですが、アブラヤシ農園の開拓により、熱帯雨林が破壊され、多くの野生動物が棲む場所を奪われて命の危険にさらされています。また、1トンの油を搾油するために必要な栽培面積を比較すると、大豆やひまわりなどの方がパーム油より広い面積が必要であり、パーム油の消費をやめることや代替の原料を使用することが、問題解決とは言えないことを学びました。商品の背景を考え、環境や人に配慮して生産された商品を選ぶことが大切です。
石けん作りを通して、私たちの暮らしが環境に多くの影響を及ぼしていることを知り、これからの消費について考える機会になりました。



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