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【終了しました】しろくま写真家に聞いてみよう!しろくまのこと、地球温暖化のこと

2024年11月24日(日)実施

地球温暖化の影響で北極・南極の氷が溶けている、ということは聞いたことがあると思います。しかし、なんとなく自分とは遠いことのように感じてしまうのではないでしょうか?
この講座では、カナダ北部で20年以上しろくまを撮影し続けてきた写真家の講師から、しろくまの生態や、しろくまの住む北極圏の環境の変化を通して、地球温暖化の現状について学びます。講師が撮影したしろくまの貴重な写真や動画を見ながら、「しろくまは普段どんな暮らしをしているの?」「北極の氷が溶けてしまうと、しろくまたちは何が困るの?」など、様々な疑問にお答えします。長い期間しろくまを撮影してきた講師が感じた、リアルなしろくまや北極圏の環境の変化をお伝えします。
また、地球温暖化や気候変動、そして地球温暖化を防ぐ解決策となる自然エネルギーについても学びます。地球温暖化の現状について知り、しろくまたちを守るため、自分たちにできることは何か考えてみましょう。

日時2024年11月24日(日)10:30~12:00(受付は10:15~)
会場港区立エコプラザ
対象港区在住・在学を中心とした小学生(小学3年生以下は保護者同伴)
※区外の方も参加できます
講師丹葉 暁弥氏(自然写真家)

【プロフィール】
自然写真家、シロクマ写真の第一人者。北海道釧路市出身。幼少の頃から釧路湿原の大自然の中で、風景や野生動物を撮影。1995年、野生のペンギンに逢いたくて南極へ渡航。1998年にカナダ北部で野生のシロクマに逢って以来、その魅力に取り憑かれて、ほぼ毎年彼らに逢いに通う。自然保護活動をしながら、地球や動物たちの未来について、メディアや雑誌などへの寄稿や、全国で講演などを行っている。

NPO法人そらべあ基金
定員30名(先着)
参加費無料

【当日の様子】
まず最初に、講師が撮影したしろくまの写真を見ながら、しろくまの生態や生息地であるカナダ北部の環境の変化について説明がありました。近年は地球温暖化の影響で海が凍り始める時期が遅くなっているため、食料である凍った海の上にいるアザラシの狩りができる期間が短くなっています。そのため、しろくまは以前に比べて個体が小さくなり、個体数も減少しているとのことです。最後に、地球温暖化の原因となる温室効果ガスを減らすため、発電源を再生可能エネルギーに変えていく重要性について説明がありました。
参加者からは、「しろくまのためにごみをへらしたり、電気をけしたりしたいと思いました。」「実際に野生のしろくまを見ている方のお話を直に聞けることはなかなか無いのでリアルな現状をお話してもらって、自分ごととして捉えることができました。」との感想がありました。
講座を通じて、しろくまや北極圏の現状を知り、自分たちにできることを考える機会となりました。


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