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【終了しました】映画『ZAN ~ジュゴンが姿を見せるとき~』上映会


2024年4月24日(水)実施

沖縄・辺野古の豊かな自然の中で、ジュゴンが暮らす海の環境保全を考えるドキュメンタリー映画の上映会です。
この映画では、絶滅危惧種であるジュゴンを始め、辺野古の海の生きものを取り上げます。さらに、ジュゴンが暮らすサンゴ礁の海を埋め立てる辺野古の米軍基地建設について、様々な立場の人々の思いを追います。映画鑑賞を通して、海の環境保全のために自分たちができることについて考えてみましょう。

【映画概要】
沖縄に生息する絶滅危惧種のジュゴンを見ようと訪れた先は辺野古。そこで目の当たりにしたのは、圧倒的な自然の美しさと、それを脅かす米軍基地建設だった。
沖縄でジュゴンを探す旅に出た木佐美有が見た辺野古・大浦湾の自然の豊かさと米軍基地建設に向けた様々な立場の人びとの声。ジュゴンとはどのような生き物なのか。辺野古・大浦湾にはどのような生物が暮らしているのか。基地建設について、自然保護団体、研究者、抗議活動に参加する市民、地元地区の住民は何を思っているのか。そして、私たちは何を守らなくてはいけないのか。沖縄の豊かな自然の中での様々な発見、体験を通してジュゴンが暮らすこの海と共に生きていくことの大切さを考えるドキュメンタリー。(cinemo映画詳細ページより引用 https://www.cinemo.info/50m

日時2024年4月24日(水)18:30~20:00(受付は18:15~)
会場港区立エコプラザ
対象港区在住・在勤・在学を中心とした小学3年生以上の方(小学生は保護者同伴)
※4月以降の学年とします。
※区外の方も参加できます。
定員30名(先着)好評につき、定員を増やしました。
参加費無料

【当日の様子】
映画では、まずジュゴンについて説明がありました。ジュゴンは昔の沖縄の言い伝えで、自然災害が起こる前触れとして現れると言われています。ジュゴンはかつて沖縄周辺にたくさん生息していましたが、映画撮影時点で沖縄で生息が確認されているのは3頭だけであるとのことです。また、ジュゴンの生息地とされている辺野古の大浦湾は、ジュゴンのエサとなる海草が繁殖し、浅い海には巨大なサンゴ群があります。さらに、沖縄では珍しい、水深が急に深くなる湾状の地形となっているため、高い生物多様性が実現しています。しかし米軍基地建設に伴い、大浦湾は埋め立てられようとしています。映画では、大浦湾の豊かな海を守るために米軍基地建設に反対する人々を紹介する一方で、米軍基地と共存してきた経緯から、条件付きで基地建設を容認する意見の人々も紹介されました。
映画を通じて、様々な立場の人々がいる中で、海の生物多様性を守ることについて考える機会になりました。


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