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【終了しました】東京都水道歴史館見学~歴史と技術、水源を学ぶ~

2023年9月30日(土)実施

東京都文京区にある「東京都水道歴史館」は、江戸時代の上水から現代の水道までの歩みを、資料とともに紹介している施設です。専属アテンダントの解説付きで、神田上水や玉川上水などの江戸上水から、近代水道の創設、現在の水道に至るまで、規模・水質ともに世界有数のレベルに達した東京水道の歴史や技術について学びます。また、多摩川の上流である山梨県にまたがって位置する、水道水の源である水道水源林の機能や保全の取組についても学びます。

上水とは…主として飲料用に溝または管に通じた清水、またはそれを運ぶ設備で、江戸時代の上水道のことです。河川、池、沼などから導かれ、江戸、水戸、金沢をはじめ城下町に多く設けられました。江戸では、神田上水、玉川上水が有名です。

日時2023年9月30日(土)14:00~15:30(受付は13:45~)
会場東京都水道歴史館(現地集合・解散)
※詳細は参加案内にてお知らせします。
対象港区在住・在勤・在学の小学4年生以上の方
ガイド担当東京都水道歴史館アテンダント
定員12名(抽選)
参加費無料

【当日の様子】
スタッフの案内で、館内の展示を回りました。木でできた水道管である「 木樋(もくひ)」を使った、江戸時代の水道の仕組みや、明治時代以降の、浄水場から鉄管を通じて市内へ給水する近代水道について学びました。
また、東京都の水道水源林についても学びました。山梨県から多摩川の上流域にまたがって広がる森林は東京都の水道水源林として定められ、東京都水道局によって管理されています。水道水源林には、水源かん養機能(森に降った雨を蓄える機能)、土砂流出防止機能、水質浄化機能など、様々な働きがあります。これらの機能により、水道水源林からきれいな水が多摩川に流れていき、安全な水道水となります。東京都の水道の品質を保つためには、水道水源林を適切に管理し、豊かな森を保全し続けることが重要であると学びました。
講座を通して、東京都の水道の歴史や技術、水道水源林の機能や保全の重要性について学ぶ機会となりました。 


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