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【終了しました】海の現状を知ろう!Vol.1~カーボンゼロ社会へ、ブルーカーボンとは?~

2022年7月7日(木)実施

気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の第6次報告書では、人間活動の影響で地球が温暖化していることについては「疑う余地がない」と報告しています。地球温暖化の主な原因は、化石燃料の燃焼による二酸化炭素の排出と、海洋や森林の環境悪化による二酸化炭素の吸収力低下が挙げられます。
本講座では、海藻やマングローブなど海洋生物の作用によって、大気中から海中に吸収される炭素である「ブルーカーボン」について学び、私たちにできることを考えます。

日時2022年7月7日(木)18:30~20:00(受付は18:15~)
会場オンライン(Zoom)
対象港区在住・在勤・在学を中心とした中学生以上の方
講師グレゴリー・ナオキ・ニシハラ氏(長崎大学 海洋未来イノベーション機構教授)
定員40名(先着)
参加費無料

【当日の様子】
自然のメカニズムでは、光合成やケイ酸塩鉱物の風化によって、炭素循環(炭素が地球上の大気、水、生物間を循環すること)が平衡状態を保つことができるそうです。しかし、産業革命以降、特に1950年代から、化石燃料の燃焼など人為的活動によって、炭素排出量が増加し、大気中に二酸化炭素が残留し、炭素循環のバランスが崩れている状況にあるそうです。
海、陸ともに、生物によって炭素は吸収、貯留されます。藻場、マングローブ林、塩生湿地帯などにおいて固定された炭素をブルーカーボン(2009年国連環境計画が命名)と言います。ブルーカーボンは、生物圏で自然に吸収される二酸化炭素の55%を担い、世界で二酸化炭素の吸収源として活用する動きが進んでいるそうです。
一方、世界中で磯焼け(自然の影響、温暖化、生物の異常繁殖などが原因で藻場が砂漠化すること)の問題が深刻化していることを知りました。
脱炭素社会に向け、天然の藻場を守ること、生育することの重要性やブルーカーボンについて学びました。


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