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【終了しました】服からアクセサリーを作ろう~エシカルザンプとは?~ 

2022年7月16日(土)実施

着なくなったものの、捨てることができずにいる思い出の服はありませんか?そのような服とバイオコークスの技術を使い、ブローチを作ります。また、エシカルザンプの取組とその技術的基盤であるバイオコークスについて学びます。
不用になった服の新たな活用を体験し、服の廃棄問題や再生可能エネルギーの重要性について考えましょう。

※バイオコークスとは…稲わら、もみがら、間伐林、お茶かす、コーヒー豆かす及び食品残さなどの「バイオマス(再生可能な、生物由来の有機性資源(化石燃料は除く。)」を原料として製造する固形燃料で、近畿大学バイオコークス研究所 所長・教授井田民男氏が2005年に開発しました。光合成を行う植物資源等を100%原料にしているため、環境にやさしい(二酸化炭素排出量ゼロ)次世代エネルギーとして期待されています。
(近畿大学ホームページより https://www.kindai.ac.jp/news-pr/news-release/2018/02/011802.html

※講座で使用するバイオコークスの原料は不要な服の一部です。

※エシカルザンプとは…近畿大学バイオコークス研究所の次世代バイオ技術を、文化学園大学との共同研究において、衣類、布に用いて作製された燃料資源や製品群のことです。

 7月2日(土)~24日(日)の期間、関連の展示を行います。詳細はこちらをご覧ください。

日時2022年7月16日(土)①10:00~12:00 ②14:00~16:00(受付は各回15分前~)
会場港区立エコプラザ
対象港区在住・在勤・在学の小学生以上の方(小学3年生以下は保護者同伴)
講師近畿大学バイオコークス研究所研究員/文化学園大学 ファッション社会学科社会調査士関連科目履修学生
定員各回8名(抽選)
参加費無料
持ち物筆記用具・不用になった服
※お持ちいただいた物で作製が難しい場合は、講師側が用意した服を使用して作製していただくか、完成品をお持ち帰りいただきます。

【当日の様子】
レクチャーでは、二酸化炭素の性質や、化石燃料を燃やすことで大気中の二酸化炭素濃度が上がることを学びました。また、バイオコークスの原料と特徴について説明がありました。バイオコークスの原料は主に茶殻や野菜くずなどで、石炭とは違い、燃やした際に有害ガスが出ず二酸化炭素が増えないとのことです。講座で使用するバイオコークスには不要になった服が使われています。日本では年間で捨てる服は一人当たり約12枚、更に年間一度も着用していない服は約25枚あると言われているそうです。
実習では、参加者が着なくなった服とバイオコークスの技術を使ってブローチを作りました。服を原料としたバイオコークスは燃料として使用する前に、アクセサリーや、再度服の装飾などに活用されています。
講座を通して、バイオコークスの重要性や、服を大切に長く着ること、リメイクのアイデアについて学びました。



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