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【終了しました】大人の紙すきワークショップ~ミニ行燈(あんどん)とコースター作り~

2021年10月2日(土)実施

エコプラザで収穫したコウゾと四万十川源流の和紙原料や土を使い、草花をすきこみ、絵を描くように紙をすきます。エコプラザのビオトープの植物も利用します。すいた和紙を使って、オリジナルデザインの行燈とコースターを作ります。

日時2021年10月2日(土)10:00~16:00(受付は9:45~)※12:30~13:30昼休憩
会場港区立エコプラザ
対象港区在住・在勤・在学の高校生以上の方
講師ロギール・アウテンボーガルト氏(伝統手すき和紙作家)
定員10名(抽選)
参加費2,000円
持ち物筆記用具、タオル、エプロン、紙にすきこみたいもの(紙切れ、糸くず、花、葉など。できるだけ厚みのない平らなもの)
※動きやすい服装でお越しください。

【当日の様子】   
伝統技術の紙すきから生まれる和紙は、歴史のある絵画等の修復にも使われ、品質が世界で認められています。講師の住む高知県は和紙原料の植物である楮(こうぞ)の生産量が日本一ですが、近年は生産者の高齢化が進み栽培放置の畑が増えています。放置された畑は荒れ果て、里山の環境が損なわれていると説明がありました。行燈(あんどん)作りに使う原材料は、エコプラザで栽培した楮(こうぞ)と高知県の植物、鉱物を使用します。飾りには、参加者が持参した色紙や植物と、エコプラザのビオトープの植物を使いました。道具を含め、地域の木と植物、水があれば手作りで伝統和紙作りができることを体験しました。コースター作りでは、講師の母国オランダの古布をリサイクルして作るコットンペーパー作りの技法で、タオルの製織時に生まれる端材を繊維にした原料を使いました。オランダで生まれたコットンペーパーの製造は、古布のリサイクルに人力以外に風車や機械を使うことを知りました。紙の歴史を学び、日本の自然の豊かさの中から生まれた紙すきを体験し、伝統和紙作りと自然環境の関係を考える機会となりました。


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