【終了しました】海×先生~「自ら学ぶ力」を引き出す教育デザインとは~

2019年9月7日(土)実施
「海の環境と自分とのつながり」に気付くために「学習者自らが学ぶ力」を引き出すにはどのような工夫が必要なのか、 環境学習の教材をきっかけに、さまざまな事例や参加者同士の対話から「知る」で終わらない行動につなげる環境教育を学びます。

日時2019年9月7日(土)14:00~17:00(受付は13:45~)
会場港区立エコプラザ
対象18歳以上で海洋学習に関心のある方
講師川嶋 直氏(公益社団法人日本環境教育フォーラム 理事長)
中村 泰之氏(世田谷区立世田谷小学校 校長)
定員20名(先着)
参加費無料
主催LAB to CLASSプロジェクト海の環境教育NPO bridge

【当日の様子】
小学校長の中村泰之氏から、三宅島の小学校赴任時代の海の授業について紹介がありました。子どもたちは調べたい生きものを一つ決め、直接海で観察したり、漁業関係者から話を聞いたりして詳しく調べるそうです。まず子どもたちに海や生きものを好きになってもらい、大事にしたいという気持ちが芽生えてから、環境問題について教えることが大切だと話されました。
ファシリテーターの川嶋直氏からは、社会と学校を切り離さず、社会に開かれた学校づくりを目指し、海や森を好きになり、自分たちが暮らす地域や国、地球を誇りに思える「ふるさと教育」が大切であると説明がありました。
食物連鎖カードとサンゴ礁ジグソーパズルの教材の紹介がありました。子どもが自らの手でカードやパズルを組み立てることにより、海への関心を生み、主体的に学ぶ意欲を引き出せる仕組みになっているそうです。
全体の学びをグループでディスカッションし、最後に全員で共有しました。
環境や自然について学ぶ意欲を引き出す方法と、これから必要とされる教育を考える機会となりました。


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