【終了しました】1/29 13:45~15:00 深川江戸資料館見学会
2020年1月29日(水)実施
「江東区深川江戸資料館」は江戸の町並みと庶民の暮らしについて学べる施設です。解説ボランティアの案内付で、実物大の長屋、土蔵、船宿、火の見やぐらなどが、内部の家具や調度品も含め復元展示されている館内を見学します。さまざまな物を最後までリサイクルして暮らしていた江戸の人たちの知恵を学び、現代にも生かせるエコな暮らしについて考えてみませんか。
日時 | 2020年1月29日(水)13:45~15:00(受付は13:30~) |
会場 | 江東区深川江戸資料館 集合場所:1Fロビー |
対象 | 港区在住・在勤・在学の方 |
講師 | 江東区深川江戸資料館 解説ボランティア |
定員 | 20名(先着) |
参加費 | 300円 |
【当日の様子】
解説ボランティアの案内で、江戸の町並みが再現されている館内を回りました。
米屋では、稲のさまざまな活用の紹介がありました。俵や草鞋としてだけでなく、糠を石けんの代わりに使用したり、糠汁として食べるなどして無駄なく使い切っていたそうです。
また、「古裂れ屋」(こぎれや)と呼ばれる、 着物を仕立て直す際に出る端切れを売る商売がありました。着物はほどいて子ども用などに作り替えた後、古くなればおしめや雑巾として使われました。最後に燃やされた後も、その灰を肥料や洗剤にしたそうです。修理ができなくなった陶器の破片などは海の埋め立てに使われ、ごみを出さない生活構造が確立されていたことを知りました。
江戸時代の物の再利用やごみを出さない生活は、現代の生活や環境保全のためにも取り入れられる工夫があることを学びました。