【終了しました】サンゴの世界と私たち展
展示期間 2024年5月2日(木)~5月19日(日)
日本は海に囲まれ、食料など多くの恵みを得ていますが、都市で暮らす私たちにとって、海の中の生態系を支えるサンゴを身近に感じる機会はなかなかありません。サンゴは海中で光合成を行い、二酸化炭素を吸収すると共に、多様な生きものの棲み処かとしての役割や、台風の時などに自然の防波堤としての高波から陸を守る機能もあり、人間を含む地球の生態系を支えるとても重要な存在です。
この展示では、パネルを使ってサンゴの機能について紹介します。また浜辺で拾い集めた海の生き物たちの骨や貝なども展示します。サンゴの現在について学び、海の未来について考えてみませんか?
5月19日(日)は関連講座を実施します。詳細はこちらをご覧ください。
【展示の様子】
サンゴの生態とサンゴが減っている現状について説明パネルと映像で紹介しました。サンゴは、海の生きものの棲み処となるだけではなく、高波による台風の被害も抑えるなど、生態系にとって重要な役割を担っています。しかし気候変動に加え、日焼け止めや農薬の流出など人間の暮らしの影響でサンゴは海から姿を消しつつあるそうです。
また、サンゴやクジラの骨なども展示しました。実際に骨や貝などを手に取ることで生きものの多様性について触れることができました。
サンゴが生態系を支える重要な存在であることを学び、海の豊かさを守るために私たちにできることについて考える機会となりました。