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【終了しました】絵本作家多屋光孫の廃材・コラージュリサイクルアート作品展

展示期間 2025年7月1日(火)~7月27日(日)9:30~20:00

SDGsに関連する絵本も出版している多屋光孫氏が、国産材の廃材等を使って制作したコラージュやリサイクル粘土の立体などのアート作品を展示します。
国産材と不用になったものが、アートとして生まれ変わった面白さを楽しめます。

【ギャラリートーク開催のお知らせ】
7月13日(日)14:00~15:00はギャラリートークを開催します。
絵本「こうして、ともにいきている」の担当編集者㈱汐文社 副編集長 門脇 大氏をゲストに迎え、絵本の制作秘話などのトークと、作家本人が制作した紙芝居の実演・絵本読み聞かせを行います。
※申込みは不要です。

【展示の様子】
エコプラザの講座などで出た国産材の端材、木端を使ったコラージュ作品とリサイクル粘土を使った立体作品が展示されました。作品は端材、木端を組み合わせ、絵の具と使用済みの切手や雑誌、包装紙、チラシ等がコラージュの材料として使われています。リサイクル粘土を使った立体作品も、廃材や使用済みの紙類とコラージュされたアート作品に仕上がっています。身近にある使わなくなったものを自由な発想でリサイクルすることで、個性的なアート作品に生まれ変わることを知る機会となりました。

【ギャラリートークの様子】
最初に紙芝居作家でもある多屋氏が、自身の描いた紙芝居の実演を行いました。出身地である和歌山県に伝わる昔話の紙芝居です。山と海を舞台にしたクジラの物語は画面いっぱいに自然が描かれ、地元の方言を交えた語りで演じました。展示作品の説明では、制作について材料からイメージが湧いてくるようだったと作者の思いが語られました。ゲストの門脇氏からは、多屋氏が自然界での生きものたちの共生を描いた最新絵本『こうして、ともにいきている』について解説があり、この絵本はSDGsをテーマに企画されたもので、この世界で人が共に生きるヒントとなればという思いで制作されたことがわかりました。多屋氏によるこの絵本の読み聞かせもありました。出版関係からアート作品制作と幅広い活動をしている本人から、環境についての内容が含まれる企画や発想など、作品として世に出るまでの話が聞けました。


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