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【終了しました】ペーパークロマトグラフィーによる色素の分離 ~草花や水性インクはどんな色からできているのか~

2019年7月29日(月) 実施
ペーパークロマトグラフィーとは、環境分析などに用いられている精製方法です。汚染された土壌で育った草花の汁をペーパークロマトグラフィーで精製すると、その中に入り込んでいる汚染物質の名前と量が測定できます。この方法は汚染された土壌の分析にも使われ、環境問題の解決に役立っています。
今回の講座では、ペーパークロマトグラフィーを使い、水性インクの色を分ける体験をします。水性ペンの色は赤、青、緑、黒などがあり、ただ1つの色に見えますが、それぞれの色は単一ではなく、さまざまな色が混ざりあってできています。ペーパークロマトグラフィーの精製方法でインク色素を分け、環境分析の1つの手法を学んでみましょう。また、色が分かれてできた色鮮やかな模様が、美しい作品になります。

日時2019年7月29日(月)①10:00~10:50、②11:10~12:00(受付は各回15分前~)
会場港区立エコプラザ
対象港区在住・在学の小学3~6年生
講師田村 健治氏(首都大学東京 東京都立産業技術高等専門学校 准教授)
定員各回10名(先着)
参加費無料

【当日の様子】
ペーパークロマトグラフィーを使い、水が下から上にあがる毛細管現象を利用して水性インクの色を分ける実験を行い、水に溶けやすい物質が高い位置まで登ってくることを学びました。ペーパークロマトグラフィーは、 環境分析などにも用いられている精製技法の一つで、汚染された土壌で育った草花の汁を精製すると、汚染物質や量が測定できます。測定結果により土壌が環境基準を満たしているかどうかを判定することができ、環境保全について考えるきっかけになりました。


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