【終了しました】らんま先生のエコ実験パフォーマンス ~牛乳からバイオプラスチックを作ろう~
2019年11月4日(月・休)実施
毎回大人気のらんま先生のエコ実験パフォーマンス講座です。水と空気のパフォーマンスを通して、グリーン電力(太陽光、風力、水力)について学びます。パフォーマンスの後は、世界で問題になっているマイクロプラスチックについて学び、牛乳を材料にバイオプラスチックを作ります。らんま先生と一緒に、環境に配慮したモノづくりを体験し、私たちが地球や生きものを守るためにできることを考えましょう。
※バイオプラスチックとは…微生物によって生分解される「生分解性プラスチック」及びバイオマスを原料に製造される「バイオマスプラスチック」の総称です。(日本バイオプラスチック協会概況より http://www.env.go.jp/council/03recycle/y0312-02/y031202-5r.pdf)
※マイクロプラスチックとは…サイズが5mm以下の微細なプラスチックごみのことです。(環境省より http://www.env.go.jp/water/marine_litter/00_MOE.pdf)
日時 | 2019年11月4日(月・休)13:30~15:00(受付は13:15~) |
会場 | 港区立エコプラザ |
対象 | 港区在住・在学の小学生とその保護者 |
講師 | らんま先生(環境省認定 環境カウンセラー/eco実験パフォーマー) |
定員 | 12組(先着) |
参加費 | 500円 |
【当日の様子】
海に流出したプラスチックごみが段々と細かい断片になって、5mm以下のサイズのマイクロプラスチックとなり、海の環境やそこに住む生物に大きな被害を与えています。被害の現状を学んだ後、牛乳からバイオプラスチックを制作しました。牛乳のバイオプラスチックは土でも水でも分解され、 魚が食べても問題がありません。さらに制作過程で発生した水分も、植物に撒くことで栄養になるとの説明があり、ごみを出さないモノづくりでした。
また、「誰一人として取り残さない」というSDGsの理念と、17の目標の関わりについて解説がありました。異常気象による被害が生命や生活の危機を生み、更に貧困に繋がる現状を知り、それぞれの目標が関わっていることを学びました。持続可能な世界の実現の大切さを考える機会になりました。
※SDGsとは…2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2016年から2030年までの国際目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の誰一人として取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取組むユニバーサル(普遍的)なものです。
(外務省ホームページより引用 https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/about/index.html)