【終了しました】リサイクルペーパーで活版印刷体験
2020年2月9日(日)実施
印刷も環境に配慮した取組をしています。紙やインキなどの仕様、印刷方法などで発生する環境負荷をできるだけ少なくする方向に変わってきています。今の印刷と環境の関係を学びます。
電気を使わず印刷できる活版印刷機を使い、新聞紙、牛乳パック、コーヒーかすを原料にした3種類の手漉きリサイクルペーパーに自分で組んだ文字を印刷する体験をします。
また、活版印刷を紹介したパネル展示(1/12~2/9)を同時開催いたします。 合わせてご覧ください。
日時 | 2020年2月9日(日)10:00~17:00(受付は10:00~11:30、および13:00~16:30。12:00~13:00は昼休み休憩。) ※50名分の材料がなくなった時点で終了。 |
会場 | 港区立エコプラザ |
対象 | 港区在住・在勤・在学の小学生以上の方(小学2年生以下は保護者同伴) |
講師 | 中野 好雄氏(デザイナー、中野活版印刷店主) |
定員 | 50名(当日先着) |
参加費 | 300円 |
【当日の様子】
活版印刷の版は金属でできた活字を何度も組みなおして使います。一枚ずつ刷るので、試し刷りのゴミは少なく印刷機は電気を使いません。現代の印刷機は高速で大量に印刷できるように仕組みが変わり、電気と紙の消費、インクと水の処理などで環境に負荷をかけています。しかし、近年はインクや紙をエコな素材に切り替え、消費電力も抑え、環境への配慮も進んでいると説明がありました。手動で全ての工程を行う体験から、活版印刷の昔ながらの技術が環境に優しいこと、現在の印刷技術が環境の負荷を減らしながら発展していることを学びました。