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【終了しました】田舎暮らしのリアルを知る vol.2~持続可能な暮らしのために私たちができること

2022年12月4日(日)実施

田舎でのライフスタイルを知り、持続可能な暮らしについて考える講座の第2弾です。今回は都会から長野県の山間にある約40世帯が住む集落に移住した講師が、昔ながらの生活の知恵や伝統を受け継ぎ実践してきた、自然と共に生きる暮らし方について紹介します。現代の生活は、便利を追求し過ぎることで、自然や環境への配慮が二の次になってしまっている側面があります。田舎暮らしの実践から、不便さを乗り越え、自然と共に生きていくための方法や考え方について学び、都会に住む私たちが持続可能な暮らしを実現するために何ができるのかを考えます。

日時2022年12月4日(日)10:30~12:00(受付は10:15~)
会場オンライン(Zoom)
対象港区在住・在勤・在学を中心とした中学生以上の方(区外の方も参加できます)
講師前田 浩一氏・聡子氏(くらして/大網農山村体験交流施設つちのいえ 管理人/写真家)
 
定員30名(先着)
参加費無料

【当日の様子】
都市と田舎を比べると「自治」の捉え方が大きく違うという説明がありました。都市では、自治=行政というイメージがあり、講師自身は「誰かがやってくれるもの」という認識があったと言います。講師が住んでいる大網集落では、自治は「すべては自分たち次第」と考えられており、食や住まい、水道などのインフラ整備、山の管理など、暮らしに関わる多くを自分たちで作っていく意識が高いそうです。便利を追求しがちな都市の暮らしは消費によって支えられていますが、田舎では、不便でも自分たちで作っていくという意識が強く、暮らしの材料となる恵みを与えてくれる山に感謝し、山を守っていくことが、自分たちの暮らしを持続可能にすることにつながるとのことです。木材や木の実などを採る量をわきまえ、山や自然の再生を維持していくことが大切であると説明がありました。
都市に住む人が持続可能な暮らしのために出来ることとして、物を買う時に、その物がどこから来て、どんな人が作ってくれたのか、見えないつながりを想像することや、公園の木や街路樹、植込みの植物から季節を感じたり、日々の天気を感じ、五感をひらくことなどが紹介されました。
講座を通じて、自然と共に生きていく方法や持続可能な暮らしのために出来ることを考える機会となりました。


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