ECOパレット講座「落語から紐解く江戸のエコライフ」を開催しました

2019年5月17日(金)
六代目三遊亭圓窓噺指南所(ろくだいめさんゆうていえんそうはなししなんじょ)、江戸っ子連の七立亭逸本(ななつだちていいっぽん)さんを講師に迎え、「落語から紐解く江戸のエコライフ」を開催しました。
江戸時代の人は、物を大切にして繰り返し使い、更に他の物に作り変えて使う意識が根づいていたという話や、講師が普段から実践している着物のリメイクや、鉛筆の使い切りの工夫について紹介がありました。
演目「道具屋」は、誰かにとっては捨てる物でも、他の誰かにとっては必要になる場合もある、一見がらくたと思われる品々を、さまざまな知恵で売ろうと努力する落語でした。
「三号寺号」は、軽妙な言葉遊びの掛け合いの中で、傘をリメイクする古傘屋や、鍋や釜の修理をする鋳掛屋(いかけや)を紹介する落語でした。
落語を通じて、工夫をこらして物を大切に使っていた江戸時代の人々の暮らしを知り、日頃からの気持ち一つで、現代でも身近なところから取組むことができると感じられる機会になりました。

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