【終了しました】クスノキのアロマキャンドル作り
2019年5月12日(日)実施
クスノキは港区内にもある身近な木で、日本で昔から利用されている樟脳(しょうのう・ リップクリームやかゆみ止め、衣類の防虫剤などに使用)の原料になります。エコプラザにあるクスノキの観察をして、実際に木や葉に触れながら日本の国土の67%を占める森林資源の活用方法について学び、考えます。
キャンドル作りでは、アロマ(香り)はクスノキの精油を使い、キャンドルは、和ろうそくの原料になる木蝋(もくろう・ ハゼノキの果皮からできるロウのようなもの)を使います。
| 日時 | 2019年5月12日(日)15:00~17:00(受付は14:45~) |
| 会場 | 港区立エコプラザ |
| 対象 | 港区在住・在勤・在学の中学生以上を中心にどなたでも |
| 講師 | 藤井 勝己氏(トラディショナル・ファッション・スタイル代表) |
| 定員 | 20名(先着) |
| 参加費 | 500円 |
| 持ち物 | ジャム瓶などの口の広い空瓶(150ml程度の容量、蓋は不要)、エプロン |
【当日の様子】
日本でクスノキが昔から利用されてきた歴史をスライドで解説しました。クスノキから作る樟脳は、リップクリームやかゆみ止め、衣類の防虫剤などに含まれますが、現在の日本では樟脳を含まない製品が多くなり、樟脳の利用が激減しています。クスノキが樟脳の原料であることも知られなくなりました。
身近にある自然素材を有効利用したワークショップでは参加者が持ってきた空き瓶とハゼの木のワックス、クスノキオイルを使用してアロマキャンドルを作成しました。また、キャンドルが乾く時間を利用して、エコプラザ周辺のクスノキの観察をしました。マンション周辺の植栽としてもよく使われている常緑樹の強い木で、都会には数多く植えられていることを知りました。
クスノキを通して日本人の樹木との関わり、森林資源の活用方法を学びました。





