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【終了しました】港区の干潟を見に行こう!~竹芝干潟見学~

2022年9月11日(日)実施

港区に干潟があることを知っていますか?干潟とは、1日に2回、干出と水没を繰り返す平らな砂泥地のことであり、水質の浄化や生物多様性の維持などの役割を持っています。
竹芝千潟は、かつて東京湾に多く生息した多様な生きものが生息できる環境の保全、再生を目指し、2020年に複合施設ウォーターズ竹芝内に誕生しました。この講座では、竹芝干潟を見学し、干潟に生息する様々な生きものを観察します。港区の海辺にどんな生きものがいて、どのような暮らしをしているのかを学びましょう。

※小雨の場合は、レインコートを着て実施します。荒天の場合は、屋根のある場所で干潟の生きものを観察します。

日時2022年9月11日(日)14:00~15:00(受付は13:45~)
会場ウォーターズ竹芝(現地集合・解散)
※詳細は参加案内にてお知らせします。
対象港区在住・在学の小学生とその保護者
講師一般社団法人竹芝タウンデザイン
寺田 浩之氏(KOKOPELLI+ 代表)
定員10組(抽選)
参加費無料
持ち物筆記用具、タオル、飲み物、軍手、汚れて濡れてもよい靴と服装(サンダル不可)、帽子(日傘の利用はご遠慮ください)、レインコート(雨天の場合)

【当日の様子】
まず最初に、干潮の竹芝干潟の岩の下や砂の中などから、ケフサイソガニやコメツキガニを探しました。見つけたケフサイソガニを観察すると、個体によって腹の割れ方に違いがありました。腹が三角形に割れているのがオスで、丸い形に割れているのがメスであると説明がありました。コメツキガニは見つかりませんでしたが、コメツキガニが作った砂団子や、巣穴を観察することができました。また、竹芝干潟には潮水の池があり、アベハゼが生息しているとのことです。アベハゼは、アンモニアを体内で尿素に変えることができるため、水質の良くない東京湾でも生息できます。最後に、講師が捕獲した海の生きものの中から、シラタエビやシモフリシマハゼ、マハゼを観察しました。
講座を通して、港区の干潟や海に様々な生きものがいることを知り、その生態や特徴を学ぶことができました。


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