• ワークショップ
  • 大人
  • 自然共生
  • 先着

【終了しました】メダカのボトルアクアリウム作り

2020年12月20日(日)実施

メダカを観察し、魚の体の仕組みを学び、ボトルアクアリウムを作ります。生きものの生活の様子や、食物連鎖について学び、生態系の大切さについて考えましょう。ボトルアクアリウム作りで、動物、植物、微生物による生態系の世界を再現し、自分だけのオリジナルアクアリウムを完成させます。野生メダカの現状についてもお伝えします。

※ボトルアクアリウムとは…ガラス瓶などの容器で、ヒーターやろ過装置などを用いずに、魚や水草を飼育すること。

日時2020年12月20日(日)10:30~12:00(受付は10:15~)
会場港区立エコプラザ
対象港区在住・在勤・在学の中学生以上の方
講師蝦名 元氏(進化生物学研究所研究員)
定員12名(抽選)
参加費400円
持ち物筆記用具、ボトルアクアリウムを持ち帰る袋(サイズ…縦15cm×横12cm程度)

【当日の様子】
まず、生態系とは何かの解説があり、森・砂漠・海などの環境ごとのさまざまな生態系がつながり、地球環境を形成していることを学びました。生き物の体や体から出された物質などは、食物連鎖・呼吸・光合成などにより、形を変えながら地球環境の中をめぐり続けており、人間もその循環の中にいます。生き物の恵みは、食べ物や木材などの提供だけでなく、生ごみや生活排水などを分解して浄化する微生物も含め、私たちの生活になくてはならないものだと説明がありました。
野生のメダカは現在絶滅危惧種に指定されており、その原因として、川底をコンクリートに改修して流れが速くなり、住みにくい環境になったことが挙げられました。更に、ペットで飼いきれなくなった魚を川などに放すことで、住みかを奪われたことも原因の一つだと学びました。
実習では、ヒメダカのオスとメスのヒレの違いを学んだ後、ビンの中に、動物・植物・微生物による生態系の世界を再現し、ボトルアクアリウムを作りました。
講座を通して、生態系を守るために、私たち一人一人の暮らし方について考え直す機会になりました。


ピックアップ記事