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【終了しました】春の自然観察会

2023年3月11日(土)実施

歴史ある浜離宮恩賜庭園で春の植物や生きものの観察会をします。海水と淡水が流れる特殊な環境の庭園が織り成す自然に触れ、私たちの身近にある自然環境について学びます。
この時期は、春の草花が咲き始めます。ハコベ、タチツボスミレなど、足元から春が楽しめます。花に集まるミツバチなどの虫も活発になります。また木々の花も咲き、メジロやヒヨドリが蜜を求めてやって来ます。

※雨天時、港区立エコプラザにて室内講座を行います。浜離宮恩賜庭園の植物や生きものの写真を使って解説します。

日時2023年3月11日(土)10:00~12:00(受付は9:45~)
会場浜離宮恩賜庭園(現地集合・解散)
※詳細は参加案内にてお知らせします。
対象港区在住・在学の4歳~小学生とその保護者
講師日本自然保護協会自然観察指導員
定員15組(抽選)
参加費無料
持ち物筆記用具、水分補給の飲み物、お持ちの方はルーペ
服装歩きやすい靴、服装、帽子(日傘の利用はご遠慮ください)

【当日の様子】
3グループに分かれて、自然観察指導員の解説を聞きながら、浜離宮恩賜庭園を散策しました。
園内では様々な花が咲いていました。ツバキの花弁には小さな穴が空いており、これはメジロなどの小鳥が花弁につかまりながら蜜を吸った痕跡だということです。林地では、シジュウカラのさえずりが聞こえました。さえずりは繁殖期のオスだけが出す鳴き声で、上手に鳴くことでつがいになるメスにアピールしています。
草地では、小さな花々が見られました。水色の花をつけるキュウリグサは、葉をもむとキュウリのような香りがします。カラスノエンドウにはアブラムシが付いていました。アブラムシはお尻から甘い蜜を出すことでアリを呼び寄せ、テントウムシなどの天敵から守ってもらい共生しているそうです。
身近な環境にある豊かな自然や多様性に触れることで、生態系の仕組みについて学びました。


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