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【終了しました】海とわたしたちの暮らし~夏が来る前に知ってほしい、地球環境とサンゴのお話~

2024年5月19日(日)実施
海は、レジャーの場として親しまれたり、魚や海藻など食料を私たちに与えるだけではなく、雨を降らせたり気温を調節したりするなど、地球環境の維持・循環に不可欠なものです。
しかし、気候変動による海水温の上昇や砂浜の減少、人間が排出するマイクロプラスチックの問題など多くの課題があります。近年では、私たちが日常的に使用する日焼け止めやメイク用品に含まれる一部の化学物質が海水浴や入浴により海へ流れ出て、サンゴや魚などに悪影響を与えており、人体への影響も懸念されています。
この講座では、今、海で起きている環境の変化とわたしたちの生活のつながりについて考えます。また、海水浴など海で遊ぶ上で、実践できるエコなアクションについてもお伝えします。
毎日の暮らしから、海と仲良くする方法について学んでみませんか?

5月2日(木)~5月19日(日)の期間、関連の展示を行います。詳細はこちらをご覧ください。

日時2024年5月19日(日)14:00~15:30 (受付は13:45~)
会場港区立エコプラザ
対象港区在住・在勤・在学を中心とした小学4年生以上の方
(小学生は保護者同伴)
※区外の方も参加できます
講師Romi氏(#reefsafejapan 代表/リトルハンズハワイ総代理店)
定員30名(先着)
参加費無料

【当日の様子】
まず最初に、サンゴの白化減少について解説がありました。サンゴは、生きものの隠れ家や繫殖場所になるだけではなく、テトラポットのような護岸効果もあります。しかし、気候変動に伴う海水温の変化や、日焼け止めに含まれる紫外線吸収剤などの影響によりサンゴは姿を消しつつあります。地球上のすべてのサンゴ礁は80年以内に死滅する可能性が高いともいわれているそうですが、サンゴ礁の持つ消波機能を人工物で代替すると莫大な費用が掛かります。サンゴを含む海の生態系を守るアクションとして、ゴミの減量や日焼け止めやシャンプーなど生活用品を見直すことの紹介がありましたが、積極的に海や自然の中に出かけ、楽しむ機会を持つことも重要だそうです。
最後に、講師が参加したヨットによる太平洋航海プロジェクトで出会ったイルカやカツオドリなど様々な生きものたちの説明もありました。海の豊かさと環境変化について知り、私たち人間が海とどのように関わっていくか考えるきっかけとなりました。


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