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【終了しました】森がささえる命のこと step3~自然由来のアイスキャンディ石けんを作ろう!~

2025年3月2日(日)実施
見えないところで私たちの生活を支えているパーム油の生産環境と消費のあり方について学ぶステップアップ講座です。
step3では自然由来のハンドソープを使い、アイスキャンディ型の石けん作りを体験します。また、クイズを交え石けんの材料に欠かせないパーム油について、その特徴や私たちの生活との関係を学びます。自然由来の製品は環境への負荷が少ない一方で、原料の生産には森林破壊や生物多様性の消失などの問題があります。そのような問題に目を向け、身近な環境だけではなく、原料の生産国の環境のために日々の暮らしの中でできることは何かを考えます。
日時 | 2025年3月2日(日)10:30~12:00(受付は10:15~) |
会場 | 港区立エコプラザ |
対象 | 港区在住・在学の4歳~小学3年生とその保護者 |
講師 | 柿森 麻衣子氏(東京サラヤ株式会社 CSR推進課) |
定員 | 15組(抽選) |
参加費 | 1,000円 |
持ち物 | 石けんを持ち帰る用の袋(濡れてもよいもの) |
【当日の様子】
天然由来のハンドソープを使い、好きな色を選んで土台を二層に分けて固め、様々なデコレーションパーツを貼り付けてアイスキャンディ型の石けんを作りました。
レクチャーでは、石油由来の洗剤は分解されにくく河川の汚染につながり、生態系にも悪影響があるため、自然由来のものを使うことが大切であることを学びました。その反面、自然由来の原料として使用されるアブラヤシ栽培では多くの森林が伐採され野生動物がすみかを奪われたり罠にかかってけがを負うなどの問題が起きています。そのため、新しく伐採せずに同じ土地で栽培するなどして環境に配慮した工程で生産されたパーム油であることを示す認証ラベルも生まれ、取り入れる企業が増えてきているとのことです。そのようなラベルがついた製品を選択することも私たちにできることの一つです。
参加者からは「環境にやさしいものを作ってもその裏側には弊害のあることを改めて感じた。」「パーム油にまつわる課題やそれに対する社会的な取り組みについて知ることができた。」などの感想がありました。
日常に欠かせない製品の背景にある問題を知り、身近なことから一人ひとりができることを考え、行動に移すきっかけになりました。



