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【終了しました】森がささえる命のこと step3~自然由来の石けんクリスタル作り~ 

2025年3月15日(土)実施

見えないところで私たちの生活を支えているパーム油の生産環境と消費のあり方について学ぶステップアップ講座です。
step3では自然由来のハンドソープを使って、鉱石を模した石けん作りを体験します。また、石けんの材料に欠かせないパームヤシの栽培における森林破壊や生物多様性消失などの問題と改善の取組について学びます。日々の生活がもたらす自然環境への影響やエシカル消費について考え、行動につなげましょう。

※2月8日(土)実施の「森がささえる命のことstep1~熱帯雨林の島・ボルネオのいま~」または2月16日(日)実施の「森がささえる命のことstep2~パーム油から考える、私にできるエシカルな買い物~」に参加された方は、優先的に参加できます。お申込みが多数の場合参加できないこともございます。

日時2025年3月15日(土)10:00~12:00(受付は9:45~)
会場港区立エコプラザ
対象港区在住・在勤・在学の小学4年生以上の方
講師柿森 麻衣子氏(東京サラヤ株式会社 CSR推進課)
定員15名(抽選)
参加費1,500円
持ち物石けんを持ち帰る用の袋(濡れてもよいもの)

【当日の様子】
自然由来のハンドソープを使って好きな色を付けて固めた後、鉱石の形に似せてカットし、石けんクリスタルを作りました。
レクチャーでは石油原料の洗剤の長所と短所の説明がありました。また、汚れを落とす界面活性剤の仕組みについても学びました。界面活性剤に適した天然素材としてアブラヤシが使用され、人口増加により需要も拡大した結果、生産地の森林破壊や生物多様性の消失などにつながっています。そのため、野生動物のすみかを奪わず同じ場所で適切な量を生産する取組に加え、パーム油以外の原料の天然酵母を使った界面活性剤の研究・活用も生まれています。
参加者からは「戦後から現在にかけての洗剤由来の環境問題について学ぶことができました。」「環境にやさしい成分を、極力使うように心がけたいと思いました。」などの感想がありました。
日常的に使用する製品の生産背景や環境への影響、特性などを学び、日々の消費選択をどのようにするべきか考え、行動にうつすきっかけになりました。


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