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【終了しました】聴診器をつくろう!

2025年8月23日(土)実施
私たちの心臓はどのような音をたてて動いているのでしょうか?また、音の正体は何でしょうか?オリジナルの聴診器を作り、実際に様々な音を聞きながら確かめます。また、心臓のはたらきや動物の種類による心拍数の違いなどについて解説します。動物の足音や、植物が風に吹かれる音など、身の回りの音から生きものを感じてみましょう。

日時2025年8月23日(土)10:30~12:00(受付は10:15~)
会場港区立エコプラザ
対象港区在住・在学の小学生
講師蝦名 元氏(一般財団法人 進化生物学研究所研究員)
定員15名(抽選)
参加費300円

【当日の様子】
レクチャーでは、聴診器の形が少しずつ変化をとげてきた歴史、音が聞こえる仕組みについて学びました。音を出しているものの震えが空気を振動させ、その振動が耳の鼓膜に伝わり、その刺激を脳が認識することで音として感じることができます。
聴診器はエアチューブ、イヤーピース、ゴム手袋などを組み合わせて完成させ、館内で音のするものを探して音を聞きました。自動ドア、水槽、給水機、時計など多くの音が発生していることを体感しました。また、聴診器の対象物に当てる部分にダンゴムシを乗せてかすかな足音を聞きました。
最後に心臓についての説明がありました。植物を含め生物の体にはすべて、人間で例えると血液にあたる体液が流れていることや、昆虫には人間と同じような心臓はないが、別の器官が心臓の役割を果たしていることなどを学びました。
参加者からは、「子供が生物や化学に興味をもつ良いきっかけになりました」「聴診器を作るだけではなく、聴診器の歴史や音の伝わり方、心臓のしくみについて、興味深かったです」などの感想がありました。
音の伝わり方や聴診器の仕組みを学びながら、身近な環境音を感じる機会になりました。



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