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【終了しました】エコにひもづく衣食住―食べもの編~映画上映&アフタートーク~
2025年9月18日(木)実施
「エコにひもづく衣食住」と題し、食べもの編、飲みもの編、おそうじ編の3回シリーズ(※1)で、身近なことからはじめるエコライフを提案します。
第1回の食べもの編では、映画『HAPPY SANDWICH~幸せのサンドウィッチ~』上映会とアフタートークを実施します。映画の舞台は沖縄。「神様に捧げるサンドウィッチを作るように」と告げられた飲食店を営む男性が、「幸せのサンドウィッチ」を作るために、生産者や料理人たちと出会い、語り合う旅に出る中で「食」への思いとその生き方に触れ、食と人間の関係性について考えます。
アフタートークでは、映画を振り返りながら、沖縄ならではのエコな食文化について探ります。沖縄は世界五大ブルーゾーン(※2)の一つに選出されたこともあり、伝統的な食文化や暮らし方の中には、心も体も健やかに生きる「ウェルネス」のヒントがあふれています。琉球王朝伝統の銘菓「冬瓜漬」とお茶をいただきながら、人にも環境にも優しい暮らしについて考える、午後のひと時を過ごしませんか。
※1 10月に飲みもの編、11月におそうじ編を予定しています。別途お申込みが必要です。
※2 100歳を超えて健康で元気に暮らす長寿者が極めて多い特有な地域。米国『ナショナルジオグラフィック』誌の記者ダン・ビュイトナー氏が世界の長寿研究者たちとチームを組み、長寿の知恵を本にまとめている。
| 日時 | 2025年9月18日(木)13:30~15:30(受付は13:15~) |
| 会場 | 港区立エコプラザ |
| 対象 | 港区在住・在勤・在学の16歳以上の方 |
| 講師 | 玉城 久美子氏(株式会社たまいちコネクト/1級フードアナリスト) |
| 定員 | 20名(抽選) |
| 参加費 | 無料 |
【当日の様子】
映画は沖縄を舞台に、飲食店の経営者である男性がカミンチュ(神事を司る人)から「神様に捧げるサンドウィッチ」を作ることを伝えられることから始まります。農業や水産業に携わる人々、レストランのシェフなど様々な立場の方に話を聞きながら、自然と人との関係性について思いを巡らせます。映画から、やんばる(山や森が広がる地域)で暮らす人々が自然と共生する姿を見て、私たちの生活を振り返るきっかけとなりました。また、アフタートークでは沖縄で伝えられてきた「命薬(ちぬぐすい)」=「食べるものは薬になる」や、豚を一頭丸ごといただく「鳴き声以外は食べる」=「豚飼育はゼロエミッション」という思想を学びました。
参加者からは「『食べる意味を考える』とてもパワーワードでした。アフタートークでは命薬のお話もお聞きでき、食の大切さを沖縄ではとても大切にしている事を理解できました」「本土とは異なる文化の中でのSDGsの理解や実践行動を知る事ができました」などの感想がありました。
食文化を通じて、自然と人間との関係を見直し、エコにひもづいた生活について考える機会となりました。




