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【終了しました】みなとSDGs vol.11~SDGs×気候危機 わたしたちにできることは?~

2021年11月16日(火)実施

「SDGs(Sustainable Development Goals)」は、私たちの暮らしや地域、世界を持続していけるよう、世界みんなで取り組むためのグローバル目標です。本講座を通し、身近にある課題に当事者意識を持ち、一人ひとりから地域でできるアクションを考えます。第11回目のテーマは「SDGs × 気候危機 わたしたちにできることは?」です。

昨今、豪雨や雷雨が増え、不安を抱えている人もいるのではないでしょうか。これも気候危機の影響の一つとされます。気候危機が進むことで、何が起きているのでしょうか。
今回は、気候危機の現状と原因をSDGsを通して理解し、どんな取組が必要かをみなさんとグループワークを通して考えます。

※SDGsとは…2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の誰一人取り残さない(leave no one behind)ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取組むユニバーサル(普遍的)なものです。
(外務省ホームページより引用 https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/about/index.html)

日時2021年11月16日(火)18:00~20:00(受付は17:45~)
会場オンライン(Zoomミーティング)
対象港区在住・在勤・在学を中心とした小学生以上の方(小学生は保護者同席)
講師島田 浩二氏(東京海洋大学海洋環境科学部門教授)
【プロフィール】
東北大学理学部天文及び地球物理学科第二卒業、東北大学大学院理学研究科地球物理学専攻博士前期課程修了)、九州大学大学院大気海洋環境システム学専攻博士後期課程修了(博士・理学)、海洋研究開発機構北極研究グループ・研究員、グループリーダーを経て現職。専門は「海洋物理学」。文部科学省科学技術学術審議会地球観測推進部会北極研究検討作業部会委員(2010~2011)、国際北極科学委員会(IASC)海洋分科会・日本代表委員(2011~2018)、日本海洋学会幹事(2009~2013)。日本気象学会堀内賞 「北極域における大気・海洋・海氷相互作用に関する研究」(2011)。

<当日進行役>
松尾 沙織氏(ライター/ファシリテーター/SDGsカードゲーム「X」公認ファシリテーター/パワーシフトアンバサダープロジェクト担当)
定員100名(先着)
参加費無料
共催みなと環境にやさしい事業者会議(mecc)


【当日の様子】
地球温暖化で北極の氷が減少しているメカニズムについて学びました。北極の氷は、常に同じ量の氷があり続けているわけではなく、暖かい時期に大西洋に氷が流れいくことで一時的に減少するが、寒い時期になると太平洋で新しい氷が作られて北極に流れて戻って来るため、1年間の氷の総量は大きくは変わりません。しかし、地球温暖化により海の温度が上がり、寒い季節になっても新しい氷が作られないため、北極の氷が減少しているとのことです。物事には、目に見えている問題とその下に問題を引き起こすパターンや構造があり、気候危機を考える際も、与えられた情報を鵜呑みにするのではなく、気候危機が起きているメカニズムを理解して説明できることが大切であると話がありました。最後に、全体で気候危機に対してできるアクションについてのディスカッションを行いました。
講座を通じて、気候危機の現状と原因を知り、一人ひとりができることを考える機会となりました。


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