【終了しました】自然観察会vol.2~秋の浜離宮恩賜庭園~

2019年10月20日(日)実施 
歴史ある浜離宮恩賜庭園で秋の植物や生きものを観察します。海水と淡水が流れる特殊な環境の庭園が織り成す自然に触れ、私たちの身近にある自然環境について学びます。この時期は、秋の風物詩コスモスが見ごろです。実りの季節でもあり、木の実や草の実が多いのも特徴です。赤トンボや、秋の花に蜜を求めてやってくるアブやハチなども見られます。
※荒天の場合は、港区立エコプラザにて室内講座を行います。浜離宮恩賜庭園の植物や生きものについて画像を交えて解説します。

日時2019年10月20日(日)10:00~12:00(受付は9:45~)
会場浜離宮恩賜庭園(現地集合・現地解散)
対象港区在住・在学の4歳~小学生とその保護者
講師日本自然保護協会自然観察指導員
定員15組(先着)
参加費無料
持ち物水分補給の飲み物、お持ちの方はルーペ
服装歩きやすい靴、服装、帽子(日傘の利用はご遠慮ください)

【当日の様子】
3グループに分かれて、自然観察指導員の解説を聞きながら、浜離宮庭園を散策しました。
ハゼノキが黄色く紅葉している様子が多く見られました。ハゼノキは暖かい地方に生える木で、葉は一度黄色になってから赤くなります。ハゼの実は油分が多く、以前はロウを作るのに用いられていたとのことです。その他に、ヤブミョウガやイヌビワの実、アカガシやトウカエデの種、コスモス、キンモクセイの花などを観察しました。
花や木に集まる虫も多くいました。コスモスに集まるチョウやミツバチ、木々の間に巣を張るジョロウグモ、産卵場所を探している赤トンボなどを観察しました。
身近な環境にある豊かな自然や多様性にふれ、秋の動植物の生態系について学びました。


ピックアップ記事