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【終了しました】【夏休み講座】昆虫標本作り

2022年8月28日(日)実施

親子で昆虫標本作りに挑戦します。昆虫の色・形・仕組み・命の不思議さを体感し、学びましょう。また、外来種の問題について学び、人間と自然の関係について考えます。昆虫採集の注意点についてもお伝えします。

昆虫は、あらかじめ処理をしたカブトムシを使用します。

※講座では針を使用します。

日時2022年8月28日(日)14:00~15:30(受付は13:45~)
会場港区立エコプラザ
対象港区在住・在学の小学生とその保護者
講師蝦名 元氏(一般財団法人 進化生物学研究所研究員)
定員12組(抽選)
参加費600円
持ち物筆記用具、昆虫標本を持ち帰る袋(サイズ…縦15cm×横15cm×高さ15cm程度)

【当日の様子】
レクチャーでは、地球上で確認されている全生物約180万種の内100万種程度が昆虫であることを学びました。また、カブトムシの体を観察し、その仕組みを確認しました。呼吸は口ではなく、腹部にある気門と呼ばれる部分で行うそうです。標本を作る主な目的は研究のためですが、採集した時の環境などの証拠としての役割もあるとのことで、近年では地球温暖化の影響で、本来西日本に生息していたクマゼミが東日本でも採集されるようになっている例が挙げられました。人によって持ち込まれた外来種や、国内移入種により、在来種の住みかや食べ物が奪われている問題についても学びました。
実習では、カブトムシの足を形を整えて固定させる「展足(てんそく)」を行い、標本作りを体験しました。私たちは生物の命をいただいて生きており、知識としてもその命をいただいているため、標本も大切に扱いましょうと説明がありました。
講座を通して、私たちの行動が自然に大きく影響することの責任と、命の大切さを考える機会になりました。



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