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【終了しました】みなと、歩いて再発見vol.11~高輪の再開発と湧き水を巡る~

2022年11月5日(土)実施

港区の環境の素晴らしさを区民ボランティアの講師と一緒に実際に歩いて再発見するシリーズの11回目です。白金高輪駅から出発し、大松寺、御田八幡神社、願正寺など、今もわずかな湧き水のあるお寺を巡り、港区でもっとも大きな地下水脈のある高輪エリアを歩きます。太陽光発電や小型風力発電、国産木材利用など、高輪ゲートウェイ駅での環境への取組を学びます。札ノ辻交差点付近の再開発や元和キリシタン遺跡などを歩き、高輪エリアの自然と街並みの変遷を辿ります。

日時2022年11月5日(土)10:00~12:00(受付は9:45~)
会場集合:白金高輪駅 改札前
解散:高輪ゲートウェイ駅 改札前
※詳細は参加案内にてお知らせします。
対象港区在住・在勤・在学の中学生以上の方
講師区民ボランティア
定員10名(抽選)
参加費無料
持ち物筆記用具、水分補給用の飲み物
服装歩きやすい服装・靴、帽子(日傘の利用はご遠慮ください)

【当日の様子】
白金高輪駅から高輪ゲートウェイ駅まで、湧き水を巡る街歩きをしました。4つの湧き水スポットのうち、大松寺と願生寺の2つは、通常は水が涸れていて、雨が降ると、数日間、わずかに湧き水が出るとのことです。御田八幡神社は、今現在も常に湧き水が出ていて、亀塚公園入口の湧き水も雨水桝を覗くと僅かですが、湧き水を確認できました。高輪エリアは高輪台地を中心とした土地です。台地に雨が降ると、地面に雨水が浸み込み、台地の側面から水が湧き出てきます。高輪エリアは、台地という特徴から湧き水の多い土地でしたが、地下鉄や高層マンションの建設により、地下の水の流れが変化し、また、地面がアスファルトに変わったことで、雨水が地下へ浸透することなく、直接下水道に流れるため、湧き水が涸れていった経緯があるとのことです。
高輪ゲートウェイ駅の環境への取組について、膜屋根と国産材の使用について説明がありました。屋根に、熱を遮断し光のみ通す素材を使用することで内部の温度上昇を抑え、日中の照明電力を削減できます。また、駅舎には、福島県古殿町、宮城県石巻市などを産地とする木材を使用し、森林保全に貢献しています。
その他、札ノ辻交差点などのある三田三・四丁目再開発地区、元和キリシタン遺跡、高輪築堤跡などを巡りました。
街歩きを通じて、高輪エリアの自然と街並みの変遷や環境への取組を学びました。


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