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【終了しました】まちの植物の観察会~ミクロな視点で見る植物の世界~

2023年10月9日(月・祝)実施
道路の脇やマンションの植込み、ブロック塀の隙間など、街に生えている植物の観察会をします。普段何気なく見ている植物も、虫めがねを使ってじっくり細かいところまで見ていくと、これまで見たことのない植物の世界を垣間見ることができます。普段は気づかない街の中の身近な植物の魅力に触れてみませんか?

※小雨決行。荒天時は、港区立エコプラザにて室内講座を行います。街で見られる植物について、写真を使って学びます。

日時2023年10月9日(月・祝)
①10:30~12:00 ②13:30~15:30(受付は各15分前~)
会場港区立エコプラザ
※観察は、エコプラザを中心に周辺を散策
対象①港区在住・在学の小学1~3年生とその保護者
②港区在住・在勤・在学を中心とした中学生以上の方 (②のみ区外の方も参加できます)
講師鈴木 純氏(植物観察家)
定員①10組(抽選) ②10名(抽選)
参加費無料
持ち物筆記用具、飲み物、お持ちの方はルーペ
動きやすい服装、帽子(日傘の利用はご遠慮ください)

【当日の様子】
まず最初に写真を使って植物の多様性について説明がありました。植物は様々な環境で生育できるよう、形状や性質を進化させてきました。例えば、一部の高山植物は寒さから身を守るため沢山の毛に覆われており、「セーター植物」とも呼ばれます。
次に、私たちの暮らす街中の植物について紹介がありました。道端でよく見かけるカタバミは、虫や動物から食べられないように葉にシュウ酸という酸っぱい成分を含んでいます。この成分は、酸化銅を溶かす力があるため、古い10円玉を磨くと黒ずみが取れ、綺麗にすることができます。酸が含まれるため、ほとんどの生きものはカタバミを食べることができませんが、ヤマトシジミの幼虫は食べることができるそうです。生態系はひとつの種類だけが突出して強者になることはないように、バランスが保たれているとのことです。
植物は、子孫を残すために風や水で運ばれたり、動物に食べられたり、体にくっついたりして分布を広げます。植物の形や生育する環境をよく観察することで植物の生存戦略が見えてくるそうです。
エコプラザ周辺でも様々な植物が観察できます。赤い実をつけるハゼランには別名が多く存在します。形が花火に似ているため「花火草」と呼ばれたり、花が午後の3時頃から開花するため三時花」とも呼ばれます。これは、開花時間を減らすことで自家受粉をし、環境に適応した遺伝子を次世代に残しやすくしているのではないかと考えられているそうです。
身近な植物の観察を通して、都会の中にある自然の多様性について学びました。


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