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【終了しました】親子で水素エネルギーを体感しよう!

2023年12月3日(日)実施

小さな燃料電池を使って、モーターや電子オルゴールなどを動かす実験をします。燃料電池は、水素と酸素を使って電気を作るため、発電の際に二酸化炭素を出さず、環境負荷の少ないクリーンな発電方法として注目されています。この講座では、燃料電池の実験やレクチャーを通じて、普段の生活で使っている電気の発電方法や、未来のエネルギーと言われている水素エネルギーや燃料電池の特徴について学びます。地球温暖化を防ぐために私たちができることを親子で一緒に考えてみませんか?

※レクチャーは、高学年向けの内容です。

日時2023年12月3日(日)11:00~12:00(受付は10:45~)
会場港区立エコプラザ
対象港区在住・在学の小学生とその保護者
講師市川 真理氏(東京ガス株式会社 次世代教育センター 副センター長)
定員15組(抽選)
参加費無料
持ち物筆記用具

【当日の様子】
まず最初に、家庭で使用しているエネルギーを探すワークを通じて、電気がどのように作られているのかを学びました。日本の電気の約8割は火力発電によって作られています。しかし火力発電は燃料を燃やした際に二酸化炭素が発生するため、地球温暖化の原因となります。そのため、再生可能エネルギーや燃料電池などの二酸化炭素を排出しない発電を行っていく必要があります。
次に、燃料電池について説明がありました。燃料電池は、水素と空気中の酸素を反応させ電気を作ることにより、水素をエネルギーとして使用できるようにする発電装置です。二酸化炭素が排出されることなく、水のみが排出されるため、地球温暖化防止に効果があります。また、電気と同時に熱も発生するため、給湯や暖房に利用することができます。自然環境に左右される太陽光発電や風力発電に比べて、安定して電力を供給できることも燃料電池の特徴とのことです。
実験では、小型の燃料電池にLEDランプやモーター、電子オルゴールを繋げ、水素ガスを入れることで発電され、繋げた機器が動くことを確認しました。また、自分たちが家庭でできる省エネ方法を学びました。講座を通じて、燃料電池について学び、地球温暖化を防ぐためにできることを考える機会となりました。


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