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【終了しました】樹木の糸でつくる曼荼羅(まんだら)

2024年3月3日(日)実施

樹木から糸が作れることを知っていますか?この講座では、樹木からつむがれた糸と木を使い、曼荼羅づくりを体験します。初めての方でも楽しく簡単にでき、神秘を感じさせる美しい木と糸のアート作品がつくれます。土台には吉野産のヒノキを使用し、自分の手でやすりをかけて木のぬくもりと香りを楽しみます。
講師は、日本各地の樹木や倒木、間伐材、端材などを繊維にして紡ぎ、製品として再生させる事業を展開しています。その製品作りや活動を例に、木を新たな形でよみがえらせ、生活の中に活かすことで、自然環境の保全や地域・伝統・文化の継承につながることを学びます。

※講座では釘・金づちを使用します。

日時2023年3月3日(日)①10:00~12:00 ②14:00~16:00(受付は各回15分前~)
会場港区立エコプラザ
対象①港区在住・在学の4歳~小学3年生とその保護者
②港区在住・在勤・在学の小学4年生以上の方(小学生は保護者同伴)
講師加藤 貴章氏(縁樹の糸(ENGI no ITO) 代表)
定員①15組(抽選) ②12名(抽選)
参加費1,500円
持ち物筆記用具・汚れてもよい服装

【当日の様子】
レクチャーでは、使用する木材は吉野山で育った樹齢30年程であるヒノキ・スギの間伐材や倒木などであることを知りました。また、丸太から木材に加工する際は、部分によってそれぞれの特性を活かした違った用途に使用されると説明がありました。次に、樹木布ができる行程の解説がありました。昔から麻や綿など植物性の繊維を使った布があるように、樹木布も木の繊維を使用したものです。木からできた糸や布を取り入れることで身近に自然を感じ、それをきっかけに森に関心を持ち森に出かけて自然と人との関わりを見つめ直し、更に木の新たな活用が生まれるという循環につながるのではないかとの話がありました。
ワークショップでは、土台の板を選んでやすりでなめらかにした後、木の糸や和紙を使った糸などを選んで曼荼羅を作りました。
樹木から糸や布ができることを知り、新しい形で木を生活に取り入れることと、森林循環とのつながりを学びました。


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