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ECOパレット「間伐竹100%の紙を使って、飛び出すカードを作ろう~里山竹林再生活用プロジェクト~」を開催しました。

5月27日(日)
各地の自然回帰運動・自然体験活動を支援するNPO法人グリーンネットワーク・ジャパン様のご協力で、山林の自然環境保護の問題をテーマにECOキャンパス講座「間伐竹100%の紙を使って、飛び出すカードを作ろう~里山竹林再生活用プロジェクト~」を開催しました。
はじめに、日本中の竹林の現状として、間伐が行われず放置され、周辺の森林が浸食されていることの説明がありました。その背景には日本古来の竹製品などがプラスティック製に変わるなどの日本人の生活様式の近代化、食用のタケノコが外国産の安価な水煮タケノコに押され国産タケノコの生産激減、さらに竹を伐採する労働力・廃棄にかかる費用の問題等が放置竹林を増やす一因となっているとのことでした。
そういった現状の打開をめざし、伐採した竹を竹細工や竹家具をはじめ、舗装材、竹チップ、肥料、土壌改良用の竹パウダー、食用等に活用しながら竹林整備を進める里山竹林再生活用プロジェクトについても活動の紹介をして頂き、参加者も興味深く話を聞かれていました。
つづいて、竹の紙を使ったワークショップとして飛び出すカード作りを行いました。講師として来て頂いた絵本作家の山崎マリー先生に作り方のコツを教えていただき、各参加者は線が描かれている台紙にカッターで切り込みや折れ線を入れ、台紙を立体的に折り上げ、色鉛筆やマスキングテープ、装飾用のシールなどを使って飾り付けを行い、それぞれ個性豊かな素晴らしい作品に仕上がりました。
この日は、時間を忘れ、楽しみながら竹林の大切さに触れる有意義な機会となりました。


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