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【終了しました】【全4回】昆虫になったつもりで考えよう!
2022年3月実施
昆虫の目線で自然を観察し、昆虫になったつもりで自然を体感してみましょう。自分の目線で見て、感じた時と何が違うでしょうか。また、昆虫の種類によっても違うのでしょうか。
自然公園をフィールドに、自然や昆虫と触れ合う中で、自分と違うものを認識するとともに、自然・生命を大切にする心を学びます。
[予定内容]
14日(月):オンライン(Zoomミーティング)オリエンテーション。保護者の方もご同席ください。
19日(土):フィールドワーク1日目。昆虫の目線で自然を観察します。
20日(日):フィールドワーク2日目。興味を持った昆虫の過ごしやすい環境を探索します。
21日(月・祝):2グループに分かれ、自分たちが選んだ昆虫の過ごしやすい環境についてまとめ、発表を行います。
[注意事項]
保護者の送迎は可能ですが、同伴参加は不可です。ただし、21日の発表は保護者の見学が可能です。時間など詳細は当選者にお知らせします。
日時 | 2022年3月14日(月)、19日(土)~21日(月・祝) 14日(月):19:00~19:30 19日(土)~21日(月・祝):10:00~15:00※昼休憩含む (受付は各回15分前~) |
会場 | 14日:オンライン(Zoomミーティング) 19日、20日:附属自然教育園(現地集合・解散)※雨天時も自然教育園で実施します。 21日:港区立エコプラザ |
対象 | 港区在住・在学の小学3~6年生 |
講師 | [3月14日、19日~21日] 髙崎 宏美氏(自然体験活動指導者) 渡邉 敦子氏(自然体験活動指導者) [3月14日、20日、21日] 早川 広美氏(自然体験活動指導者) |
定員 | 10名(抽選) |
参加費 | 無料 |
持ち物 | 19~20日 筆記用具、弁当、水筒、タオル、保険証のコピー 服装:長袖長ズボン、歩きやすい靴、帽子 雨天時のみ:上下に分かれた雨合羽、雨靴 21日 筆記用具、弁当、水筒 服装:動きやすい服装 |
【当日の様子】
第1回 2022年3月14日(月)実施
オンラインで講座のオリエンテーションを実施しました。講座説明の他に、自己紹介などを行い、19日に向けてコミュニケーションを図りました。
第2回 2022年3月19日(土)実施
どのような場所に虫がいるのか公園を探索しました。春の始めということもあり、虫は葉の裏や、木の幹など見つけにくい場所に潜んでいました。初めは、なかなか見つけることができませんでしたが、公園に寝そべったり、虫の目線を体験する中で、小さなクモやアブ、チョウ、ダンゴムシ、ハエ、アメンボなどを発見することができました。
第3回 2022年3月20日(日)実施
研究対象をダンゴムシに決め、観察しました。まずダンゴムシを手に取り、細かく観察しました。次に、ダンゴムシに触れず活動している様子を観察しました。ダンゴムシは、石の下や、落ち葉の間、土の中にいて、見つけた時は丸まった状態でしたが、次第に体を広げ、触覚を動かしながら歩き回っていました。観察したダンゴムシは、「オカダンゴムシ」という種類で明治時代に日本に入った外来種ですが、今では日本の至るところに生息しています。
第4回 2022年3月21日(月・祝)実施
最終日は、エコプラザで2日間の観察を紙芝居にまとめました。「ダンゴムシの1日」と題し、ストーリーを通してフィールドワークで学んだダンゴムシの生態を参加者全員でまとめ、発表しました。
講師から、フィールドワークで使用した附属自然教育園は、動植物そのものが展示となる野外博物館であり、自然を守るために植物を摘んだり、虫を持ち帰ることはできないと説明がありました。また、人が不注意に行ってしまった行為が環境を破壊すこともあり、節度を保って自然や生き物と接することの大切さを学びました。虫の目線で周りをみることで、普段よりもミクロな世界を知りました。