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【終了しました】竹芝新八景ツアー~港区のオフィスビルと自然~

2022年4月16日(土)実施

港区は日本でも有数のオフィス街である一方、芝公園、旧芝離宮恩賜庭園などがあり、自然が豊かな地域でもあります。東京ポートシティ竹芝では、豊かな自然に囲まれた竹芝の立地特性を活かし、都市の生物多様性の保全への貢献とともに、認知と理解の向上を図るため、「竹芝新八景」を展開しています。竹芝新八景は、「雨・水・島・水田・香・菜園・蜂・空」の8つの景から成り、ハヤブサが営巣できる巣箱、ミツバチの巣の観察による生きものとのふれあいや、菜園・ハーブガーデン・水田など、農体験などを通して、環境教育や都市の生物多様性保全に取組んでいます。
この講座では、竹芝新八景の見学と、「香の景」(ハーブガーデン)でのハーブの摘み取り体験を実施します。都市における生物多様性の取組を発信している竹芝新八景を見学し、オフィス街としての港区における自然共生を学びましょう。

※雨天の場合は、屋内から見学します。
※ビルの上下階の移動は、主に階段を利用します。

日時2022年4月16日(土)13:30~15:00(受付は13:15~)
会場東京ポートシティ竹芝(現地集合・解散)
※詳細は参加案内にてお知らせします。
対象港区在住・在勤・在学の小学生以上の方(小学生3年生以下は保護者同伴)
講師水野 さえ子氏(かたばみ興業株式会社 東京ポートシティ竹芝 竹芝UBC事務局担当)
定員12名(抽選)
参加費無料
持ち物筆記用具
服装歩きやすい靴、服装

【当日の様子】
まず最初に、竹芝新八景についての説明があり、「雨・水・島・水田・香・菜園・蜂・空」の8つの景から成っていることを学びました。その後、竹芝新八景の各所を見学しました。
空の景では、モニターを通してハヤブサの巣箱を見学しました。ハヤブサは断崖に巣をつくる習性があるため、ビルの高層階の外壁を断崖に見立てて巣箱を設置することで、都心でもハヤブサが営巣できるようにしているとのことです。雨の景では、レインガーデンを見学しました。レインガーデンにしみ込んだ雨水は地下の貯水槽に貯まり、ビルの水洗トイレ用として再利用されるとのことです。蜂の景では、養蜂場を見学しました。都心で養蜂を行う意義として、ミツバチによって植物が受粉して実がなり、その実を鳥が食べに来るようになるため、生物多様性への貢献につながると説明がありました。その後、水田、菜園、香、水、島の景を見学しました。菜園の景に生えているサクランボには実がついていましたが、ミツバチによって受粉した可能性があるとのことです。
講座を通して、東京ポートシティ竹芝での生物多様性への様々な取組を知り、港区のオフィスビルにおける自然共生を学びました。


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