【終了しました】気候変動の今~世界の動きと私たちにできること~
2019年7月10日(水) 実施
気候変動により、日本でも豪雨や猛暑などの異常気象が相次いでいます。
特に途上国などでは、人々の暮らしへの影響が大きな問題で、対応は急務です。
気候変動をもたらす一因としては、森林破壊や、化石燃料の大量消費による温室効果ガスの大量排出が挙げられています。
対策として、世界は脱炭素・再生可能エネルギーの方向に動こうとしている中、日本はどのような対策を取っているのでしょうか?気候正義(Climate Justice)について学び、私たちにできることを考えます。
環境に配慮した電力を供給する電力会社や、それを取り入れている企業や学校などを紹介し、気候変動の現状や世界の動き、その対策について学びます。
※気候正義(Climate Justice)とは…先進国に暮らす人々が化石燃料を大量消費してきたことで引き起こした気候変動への責任を果たし、すべての人々の暮らしと生態系の尊さを重視した取り組みを行う事によって、化石燃料をこれまであまり使ってこなかった途上国の方が被害を被っている不公平さを正していこうという考え方です。
(国際環境NGO FoE Japanホームページより引用 http://www.foejapan.org/climate/about/climatejustice.html)
日時 | 2019年7月10日(水)18:30~19:45(受付は18:15~) |
会場 | 港区立エコプラザ |
対象 | 港区在住・在勤・在学の方を中心にどなたでも |
講師 | 深草 亜悠美氏(国際環境NGO FoE Japan 気候変動・エネルギー担当) |
定員 | 40名(先着) |
参加費 | 無料 |
【当日の様子】
近年の世界の異常気象についての例が紹介され、2013年のフィリピンの洪水災害については動画を交え、住人の生活に大きな被害が出ていることを学びました。また、気候変動対策が遅れている日本が世界から批判を受けていることや、日本での脱石炭火力の運動の状況などを学びました。私たちができることとして、再生可能エネルギーを使用した電力会社を選択し応援することや、「こういう電力会社がほしい」と声を上げることが大事だとの提言がありました。
気候変動に対する世界や日本の動きを知ることにより、地球温暖化を食い止めるためには、私たち一人一人の意識と行動が大切だということを、改めて実感する機会になりました。