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【終了しました】みなと、歩いて再発見 vol.12~麻布十番の再開発と古川沿いの街並みを巡る~

2023年6月17日(土)実施

港区の環境の素晴らしさを区民ボランティアの講師と一緒に実際に歩いて再発見するシリーズの12回目です。有栖川宮記念公園から出発し、養老橋、古川橋、小山橋などを巡り、港区を流れる古川沿いを歩きます。古川地下調節地につながる取水施設などの災害への取組や、白金公園の蓄電設備などの環境への取組を学びます。かんぽ生命保険東京サービスセンター跡地の再開発や広尾稲荷神社などを歩き、麻布地区の歴史と街並みの変遷を辿ります。

日時2023年6月17日(土)10:00~12:00(受付は9:45~)
会場集合:都立中央図書館 入口前(有栖川宮記念公園内)
解散:新広尾公園(麻布十番駅すぐ)
※詳細は参加案内にてお知らせします。
対象港区在住・在勤・在学の中学生以上の方
講師区民ボランティア
定員10名(抽選)
参加費無料
持ち物筆記用具、水分補給用の飲み物
服装歩きやすい服装・靴、帽子(日傘の利用はご遠慮ください)

【当日の様子】
有栖川宮記念公園から麻布十番駅まで、古川沿いを巡る街歩きをしました。古川は、渋谷から流れる渋谷川が天現寺橋を境に「古川」と名称が変わり、白金、麻布十番を経由し東京湾に流れる、港区を代表する川の一つです。渋谷川・古川は、新宿御苑の池の水が源流となっています。また、新宿区にある落合水再生センターで処理された再生水が、地下の送水管を通って渋谷川・古川に流れていると説明がありました。古川は、過去に台風や集中豪雨の度に氾濫を起こし、周辺地域は甚大な被害を受けていました。 特に古川橋から一の橋の間は低地のため、その被害も大きかったそうです。そのような被害を防ぐため、古川には、地下トンネル式の「古川地下調節池」が整備されています。洪水時には、養老橋下流右岸側の取水施設から取水し、全長3.3 kmのトンネル部に洪水を貯留し、洪水がおさまった後、少しずつ川に水を戻していく仕組みとのことです。また、古川沿いにある白金公園には、ソーラーパネルと蓄電設備が設置されており、平時には外灯の電源として使用し、災害時等には非常用電源として活用できるようになっていると説明がありました。
その他、広尾稲荷神社、白金一丁目再開発地区、三田一丁目・小山町再開発地区などを巡りました。
街歩きを通じて、麻布エリアの古川沿いの街並みの変遷や環境への取組を学びました。


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