ECOキャンパス講座「買い物でできるSDGs~フェアトレードって何?~」を開催しました

2019年5月26日(日)
People Tree 広報・啓発担当 の鈴木啓美氏を講師に迎え、「買い物でできるSDGs~フェアトレードって何?~」を開催しました。
‘ フェアトレード ’とは 、開発途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することにより、生産者の生活改善と自立を目指す貿易のしくみ です。フェアトレード認証団体である People Tree は、できる限り地元で手に入る天然素材を使用したり、手仕事で商品を作ることで環境に配慮し、同時に生産者の健康的な生活を守りながら活動をしているとの解説がありました。手仕事で商品を作ることは、伝統の技を守ることでもあるとのことです。
世界の持続的な開発目標であるSDGsの17の目標について説明があり、フェアトレードもその目標の多くに関わりがあることを学びました。
ディスカッションでは、参加者が日頃興味のあることを自由に発言し、それらがSDGsのどの目標と関連しているかを話し合いました。
講師からは、買い物は好きな商品を提供してくれる企業への投票行動と考え、フェアトレード認証の企業を選び、その企業の応援のためにお金を使っては?との提言がありました。
フェアトレードやSDGsは、途上国や先進国関係なく、地球上に住む私たち全員の問題で、日々の生活に深く関係する身近なものとして感じ、消費活動を見直すきっかけとなりました。

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