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【終了しました】 アクアカレッジ~人と水の未来~ vol.3 これからの森林保全と都市型雨水活用について考える

2020年12月12日(土)実施

私たちのいのちや暮らしに不可欠な水について、全3回のレクチャーとワークショップで学ぶ講座です。第3回目のテーマは「森と水の関係」です。私たちの飲み水を供給してくれている森は、間伐などによって保存されてきましたが、現在は林業をやめる人が増え、放置人工林が急増しています。森が荒れることで都市部は水害のリスクが増加します。今回は、森の現状や都市部への影響、新たな森林管理システムや雨水活用の事例を紹介し、森と水と私たちの暮らしの関係について考えます。持続可能な水との関わり方について一緒に考えてみませんか?

日時2020年12月12日(土)14:00~16:00(受付は13:45~) 
会場港区立エコプラザ
対象港区在住・在勤・在学の方を中心にどなたでも
講師橋本 淳司氏(水ジャーナリスト)
定員15名(先着)
参加費無料
持ち物筆記用具
申込み方法11月7日(土)10:00~申込み開始
下記の申込みフォーム、またはお電話でお申込みください。申込みフォームからのお申込みは、受付メールを自動送信しております。定員に達した後の受付については、キャンセル待ちとして受付した旨や、お断りのメールをお送りすることがございます。そのような連絡メールが届かない場合は、ご参加確定となります。

【当日の様子】
前半は、雨水が川に流れる量をワークシートを使って計算しました。森林、原野、湿地などの土地は、地面に雨が浸み込むため、川への流入が少ないです。逆に、住宅地は地面への浸透がほとんどないため、川への流入が多くなります。市街地化が進み住宅地が増えると、同じ量の雨が降っても水害が起こりやすくなります。
後半は、都市部で行える雨水活用について、実験を通じて学びました。雨水タンクや駐車場の下に貯水槽を備える方法は、雨水を一時的に溜めることで、川への流入を減らします。花壇やビオトープなどを増やす方法は、雨水の地下への浸透を促すことで、川への流入を減らします。これらの方法は「グリーンインフラ」と呼ばれ、これからの水害や水不足への対策として注目されていると説明がありました。
講座を通じて、水害の原因や対策、緑を増やすことの大切さについて考えるきっかけとなりました。


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