【終了しました】映画『第4の革命 － エネルギー・デモクラシー』上映会

2022年1月22日（土）実施

映画『第4の革命 － エネルギー・デモクラシー』は、世界各地の再生可能エネルギーへの取組に焦点を当て、その可能性を探るドキュメンタリーです。日本は、2050年までに二酸化炭素排出量実質ゼロを目標としています。しかし現状では、海外から輸入し使用する化石燃料に依存しており、脱炭素社会の実現の為には、国内で生産できる再生可能エネルギーへの転換が求められています。このエネルギーシフトは、気候変動への重要な対策になるとともに、私たちの生活や社会を大きく変えると見込まれ、これまで人類が歴史上経験してきた農業革命や、産業革命、IT革命に続く、第4の革命だと言われています。
映画の鑑賞を通して、各地のエネルギーシフトの実例を学び、私たち一人ひとりにできる事は何かを考えましょう。

※映画は英語音声・日本語字幕で上映します。

【当日の様子】
映画では、世界のエネルギーシフトの実例紹介がありました。デンマークでは、各地域でバイオマス燃料を使用し発電する際、その廃熱も効率的に利用し、家庭での暖房や給湯に使用します。バングラデシュでは、貧困地域の女性に太陽光発電の技術を講習し、技術者を養成することで、発電だけではなく地域の産業活性化にも繋がっていると紹介がありました。また、持続可能な社会を実現するためには、二酸化炭素の削減だけではなく、水などの資源の保全や、地域住民の健康の安全性なども重要だと説明がありました。
映画の鑑賞を通して、地域に適応した持続可能なエネルギーの重要性について考えました。

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